| 2006年04月01日(土) |
ドーナツ・ジャンク・シンドローム |
モナ・リザ・オーバードライブ当日。
爆裂に早く着き過ぎたのでなぜか一人ミスドでお茶。
なにげにポンデリングは名作だなぁと思いながら店内ウォッチング。
こじゃれた店の中にはところ狭しと、オールディーズのアーティストの写真が。
その中でも一際目を引くのがエルヴィス・プレスリー。
かのプレスリーはドーナツ中毒だった。
ドーナツ中毒だったが、彼のソレはケミカルドラッグ中毒からくるキックバックで、ドーナツを食べ続ける衝動をコントールする事が出来なかったのだ。
紙袋いっぱいのケミカルドラッグを摂取した後、ダムの関が切れたみたいにドーナツをひたすら食べまくる。
彼の死亡時の体内からは、摂取していた薬物以上の種類の薬物反応が検出されたそうだ。
何十種類ものドラッグをカクテルしていた事で、新しい抗薬反応を起こしていたそうな。
現在、国内で認可処方されている抗精神薬の中で、メジャートランキライザとカテゴライズされる薬がある。
鬱病や不安神経症に処方される薬で、マイナートランキライザ=抗不安剤や抗鬱剤があるが、それらは神経の伝達物質、ドーパミンやセロトニンに作用する。
伝達物質をコントールする事で、不安や焦躁感を取り除く。 するとは逆に、メジャートランキライザとは、神経に直接作用する。 興奮し過ぎてメモリーいっぱいに振り切った神経のブレーカを強制遮断するのだ。
おもに統合失調症や重篤な鬱病などに処方される。
幻覚、幻聴を抑える。
早い話し、霧の中でプールで泳いでいるような感覚がする。
ダウナーなのだが、体中の神経に拘束具をはめたような感じだ。
爆裂に眠くなる。
常にボーッとしている。
そして、副作用だが、異常とも言える食欲が湧くのだ。
自殺願望や不安焦躁がデストルドーならば、食欲、睡眠、性欲はリビドー=生きる衝動と言える。
それはそれで健康的だし歓迎なのだが、びっくりするくらい何かを食べたくなるのだ。
しかも、ぶどう糖の吸収率が値検率で平均2.5%も上昇する。
早い話が、肥えやすくなるのだ。
晩年のプレスリーがドーナツ中毒でしかも、デブだったのも頷ける。
それはそうと久し振りに食べたポンデリングはまぢでおいちかったな〜。
食べ物が美味しいのは幸せな事だ。
|