ひまわりさん観察日記
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2005年04月11日(月) 魔女の宅急便(一ノ割教室)

春のおけいこは、なんとなくみんなうきうきそわそわと、落ち着きがなくなる。どのお教室でも、毎年この時期は仕方がない。入園・入学、クラス替え、と新しい環境でチョッピリたまるストレスを、いつも変わらないのんびりムードのあとりえで発散しているのだろう、そんなおけいこも楽しいものだ。けいじくん(小5)はめずらしく「やる気が出ない・・」とぼんやりしているし、えみりちゃん(小2)も「何も描く気がしな〜い」なんて言っている。いいよいいよ、のんびり行こうよ。(でもふたりとも、その後おえかきに突入しました)


キキになったまさみちゃん。テーブルの上の、毛糸とビニールテープで作っているのは『スベリ台』。

今日のあとりえでたったひとり、まだ新学期がスタートしていないのが、まさみちゃん(年長)。明日から幼稚園がはじまるのだそうだ。

「今日も公園でい〜〜っぱい、あそんだけどね」まだまだ元気はあまっているようす。髪を肩まで切って、春らしく生き生きとしている。

「キキみたいだね」。りなちゃん(小6)が、髪を切ったまさみちゃんを「かわいい〜〜!」とほめる。『魔女の宅急便』の主人公のおんなのこ『キキ』に、そう言われれば似ている。

それを聞いたまさみちゃん。折り紙でリボンを作って、頭のてっぺんにセロテープでくっつけた。おおっ!まさに魔法使い見習い『キキ』だ。

みんながなんとな〜くグッタリ&ソワソワしている中、いつもは「つかれた〜」が口癖の最年少まさみちゃんも、今日ばかりはひとり颯爽と空飛ぶほうきにまたがって、あとりえに元気を届けてくれたのでした。


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