ひまわりさん観察日記
DiaryINDEX|past|will
| 2005年04月10日(日) |
暖かな春の風のなか(庄和教室) |
正風館(お教室を開いている公民館)の玄関先に咲かせているパンジーがとてもきれいだったので、みんなで画用紙と鉛筆を持って外に出て、写生をしました。
新4年生になったしおりちゃんとさやちゃんは、大の仲良しなのに、先週から引き続き絶交中。顔を合わせようとすらしない。でも、どちらもお互いを意識しているのはよ〜く伝わってきているのですが。
しほのちゃんの『おはなみべんとうたべた』。左下の桜の木のとなりには、パンジーお花壇がありますね。
意気揚々と外に出て、ふたりは油絵にしようとキャンバスに花や植木を写生します。優しい暖かな風がそよいでいて、向こうに見える満開の桜は花吹雪。
自然の力って、偉大。どんな理由か知らないけれど、外で絵を描いているうちに、いつのまにかふたりは仲直りしていました。ふたりも私も、ホッとひと安心!おかげで絵に集中して、素敵なできあがりになりそうです。
しほのちゃん(小2)は向こうの桜の木を眺めながら、春休みに家族で出かけたお花見のことを絵にしました。外で描くと心も手もグッと新鮮に絵と向かい合えます。鉛筆描きができたところで、お部屋に戻って色塗りです。
 きれいに色を塗った後、しほのちゃんにお弁当も描いてとお願いしました。するとしほのちゃん、「そうだ!いいことおもいついた!!」。
画用紙を小さく切って、本のページをめくるように、扉を開くように、おべんとうの位置にセロハンテープで貼りました。めくると中にはおべんとうが!そう、付け足した小さく切った画用紙は、お弁当の蓋だったのです。
「そうだ!またいいことおもいついた!!」もう一枚同じ大きさに切って貼り、お弁当は2段重ねの豪華おはなみべんとうになりました。
暖かな風に包まれながら、仲直りもできたし、お弁当も作れたし、充実した時間が過ごせましたね。
|