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ひまわりさん観察日記 DiaryINDEX|past|will
2ヶ月振りに本拠地のお寺に戻り、広々おけいこ。いよいよ今月末に迫った児童画展にむけて、こどもたちもセンセイたちも大忙しです! ![]() さきちゃん(小3)の『うまとらくだといきいきしたくだもの』という作品。 馬とラクダの置き物をモデルにして、描きました。 私の好きなシャガールみたいな絵だなあ、と思いました。 いつもにこにこ、元気者のたかしくん(小3)が、絶好調でらくだの絵を描いていたのに、ふと気がつくと、しくしくと泣いています。 どうやら、ひと足先に帰った大の仲良しのきんちゃん(小3)と、後できんちゃんのお家でゲームをして遊ぶ約束を交わしていたのに、お迎えに来たお母さんに反対されたこと(天気がいい日は、遊ぶのなら外で元気よく!というたかしくんのお母さんの御意見。私も賛成!!)に抵抗しての『涙』のよう。 はじめは『しくしく』だったのが、どうしたってお母さんに泣き落しは効かず、泣いていることが周囲のおともだちにバレはじめたので泣きやめるタイミングを逃し、それどころかしだいに強さを増してゆき、しまいには『ええ〜〜〜んっ!!』と小学生にしてはちとめずらしいくらい大きな声を上げて泣き出してしまった。、近くにいたUセンセイもやはりお母さんの味方だし、きんちゃんの弟のかんちゃん(小1)がここぞとばかりにすてきな絵を描いて、たかしくんのお母さんやUセンセイにアピールして褒められていたので、追い撃ちをかけられたかのように涙が溢れてくるらしい・・・ 「なんであんなに泣いてるんだろう?」あやちゃん(小4)が冷静に私に言う。もちろん、私達はたかしくんの耳の届かないところに陣取っている。 私「ゲームであそんじゃ、だめって言われたみたいだよ」 あや「ふう〜〜ん」たったそれだけのことで?・・という顔をするあやちゃん。 私「でもたぶんね、たかしくんもなんでこんなに泣いてるんだか、自分でワケが分からなくなってると思うよ。引くに引けないって言うか・・・」 あや「わらっちゃうね」 私「うん、なんだかわらっちゃうねえ」 「でも本人の前では絶対わらえないね」お母さんにつれられて大声で泣叫びながら帰ってゆくたかしくんの背を眺めながら、あやちゃんは真剣な表情で、言う。 来年度はあとりえ最年長となる、あやちゃん。あやちゃんとこんなふうに大人の(?)会話ができるようになるとは・・・心の中で感動を覚えた私。 だって、あやちゃんが年少さんのあとりえ最年少だった頃、おてんばさんで手を焼いたんだもの・・・・ 4月から最年長になっても、「センセー、ずっとここにいて!」と隣を指し示す甘えんぼぶりも、(いつもいつもは困るけど・・)時には発揮して欲しいです?
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