ひまわりさん観察日記
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2005年01月14日(金) |
だるまちゃんとこねことかめ(一ノ割教室) |
昨年に引き続き、空き箱を用いた追いかけっこおもちゃの工作。他には紙工作(家作り)・水彩画・鉛筆画などなど。
えりかちゃん(小3)の『花にかこまれたこども』という絵。鉛筆で簡単に下描きをして、あとは油絵のように水彩絵の具で塗かさせていった。手には摘んだばかりの花束と、向こうには花をスケッチしている女の子がいる。
おけいこの合間に、ひまわりさんはよく本を読む。というのも、我がアトリエには私の趣味で集めている絵本が(数えたことはないが、少なくとも)100冊以上絵本棚に並べてあったり、別の本棚には私や妹が小学生の頃読んだ児童書や『マンガで読むいい話』の本やクイズの本などが並んでいたり、一秒書房の豆絵本がいつでも手にとれる場所にあったり、するのだ。絵を描くことに疲れたり、絵の具を乾かしていたり、片付けてお迎えを待っていたりする時に、気に入った本を読んで過ごすひまわりさんが多い。
りょうすけくん(小1)は、昨年末にも挑戦した空き箱おもちゃ工作の2コ目に突入。前回よりも大きな箱で作っている。箱の外側に赤いビニールテープを隙間なく張り巡らしていたところ、隣に座って空き箱で別のオリジナル工作をしているまあくん(小4)に赤ビニールテープを横取りされ、手持ち無沙汰になってしまった。「じゃあ、まあくんがおわるまで、本をみてる」といって、隣の部屋の本棚からいつもの絵本を3冊持ってきて、ストーブの前に座り込む。
りょうすけくんのおきにいり絵本3冊とは、『だるまちゃんとかみなりちゃん』『だるまちゃんとてんぐちゃん』『いたずらこねこ』である。
いつも、この3冊。以前には『だるまちゃんとてんぐちゃん』の絵を模写するほど気に入っているようだ。この『だるまちゃん』シリ−ズは、おはなしもほのぼの楽しく、登場する人物(?)やアイテムがとてもユニークで、絵を眺めているだけでも楽しめる。 『いたずらこねこ』はモノクロのシンプルな絵であるが、猫と亀の描写が繊細で、ストーリーも小動物の視線に立った何気ないものだ。
飽きること無く、ほとんど毎週これらの絵本のページをめくるりょうすけくん。これらの絵本から、彼は何を感じているのだろう。いつか、何気なく聞いてみたいと思う。
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