ひまわりさん観察日記
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2004年12月01日(水) |
冬の3匹のこぶた(おひさまあとりえ) |
只今、おひさまあとりえでは、毎年恒例クリスマス会の向けての制作で大忙し。というのも、『おはなし絵紙芝居上映』が、そのメイン・イベントとなるのだ。
『おはなし絵』とは、物語を読んで、皆で手分けをして全ての場面を絵にしてゆく制作。ひまわりあとりえでもお馴染みのおけいこです。
今年のおはなし絵は、『3匹のこぶた』と『金のがちょう』の2本立て。今年はひまわりあとりえの『あかずきん』の立体おはなし絵(『ひまわりあとりえ児童画展2004』を参照)からもヒントを得て、紙粘土でこぶたを作ったり、金のがちょうに出てくるハンスやおひめさまを指人形にしたりと、盛り沢山。
こちらはかずちゃん(小3)が描いた『3匹のこぶた』の「レンガの家のえんとつから、おおかみが侵入しようとしているところ」の場面。板に油絵で描いてある。
かずちゃんは油絵大好き少年。いつもは慎重にコツコツ細かい表現を好むかずちゃんも、キャンバスよりも大きな茶色の板に、下描きなしで描きはじめたということで、のびのび迫力の絵となっている。
ひと通り描けたところで、「緑の木々に黄緑色を重ねるとか、もうひと工夫だ!」と言うと、「じゃあ、雪がつもっているっていうかんじにする!」と、それまでお疲れモードだったかずちゃんのスイッチ、オン! ウキウキしながら楽しそうに、雪を積もらせました。
描き終えてから、「太陽がでているのに雪って、へんだなあ」というので、「雪が積もって、そのあと太陽だ出たんだよ。これから溶けていくんじゃない?」ということで、納得。
雪が降ったのはこの場面だけですが、、、クリスマス会にふさわしい紙芝居になりそうですね。
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