Felixの日記

2005年09月13日(火) 眠れない

 横になって目を閉じると万博の情景が脳裏に浮かんできて、悔しさがこみ上げてきてどうしても眠れない。土曜日の夜からずっとそうだ。

 大阪に行った時に、CDを三枚買った。

*メンデルスゾーン:オラトリオ《エリヤ》[RCA]
ブロムシュテット指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団&合唱団、ゲルハーエル、ルーベンス、シュトゥッツマン、テイラー

*メンデルスゾーン:交響曲第1&5番[ヘンスラー]
ノリントン指揮シュトゥットガルト放送交響楽団

*ヘンデル:オラトリオ《ユダス・マカベウス》(ドイツ語版)[ベルリン・クラシックス]
コッホ指揮ベルリン放送交響楽団&合唱団、ヘフリガー、アダム、ヤノヴィッツ、シュライアー、テッパー、フォーゲル

 《ユダス・マカベウス》は、ソリスト陣が超豪華。合唱も充実していて、少々のテンポの遅さは気にならない。これは、いいものだ。
 《エリヤ》は、「名演」との謳い文句だったけど、それほど…という印象。ライヴ演奏だが、編集段階において拍手などの客席からの音をカットしているためか、臨場感がない。あっさりとして聞こえる。普通の演奏。マズア、ヘレヴェッヘ、サヴァリッシュ、カンブルラン盤あたりを越えるか、と言われると、首をかしげてしまう。また聴いてみよう。
 ノリントンの5番《宗教改革》は、第4楽章フィナーレ、最後のコラール旋律に向かう盛り上げが陳腐。楽譜への加筆があるものの、ここからムチャクチャ熱く盛り上がってゆくミュンシュ盤には遠く及ばない。


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Felix