戦う事を止めた途端に翼は力を無くして風に溶けた抗う事を止めた翼は天空に舞って 何処かへ還っていった彷徨い歩く道に 舞い散る羽は天使なんかじゃない僕の記憶の欠片だっだ今までの翼は仮の翼で柔らかい羽に護られていた傷付いて抜け落ちた翼から見えない翼が 震えていたただ傷付いた翼を癒すためにはあがらう程に時間が必要だった震えるのは まだだからだよ吐き気と涙が止まらないのもきっとまだ その時じゃないからなんだ