其処に在るのは 思い遣りか我侭か 愛しさか 朧げな者気が済めば 立ち上がり右の掌を 彼方へ向けてぐっと拳を 突きつける振り返った 後に気づけばいい 彼方がそれでも 彼方を見ている事を私が 彼方を見ている事を気づいて 安堵すればいい私は 私の道を行く