2015年08月28日(金) |
TEAM NACS 第15回公演「悪童」 |
めっちゃ楽しみにしてましたー。
ナックス5人に、あの「リーガル・ハイ」古沢良太氏の脚本ですから!
27日朝のWSで、前日から始まった東京公演の様子を見てますますテンションが上がり、
その日の昼公演めざしてEX THEATER ROPPONGIへ。
六本木の駅から近くて、便利な場所ですね。
本来はライブハウスだそうで、たしかにそんな感じの作り。
TOKYO DOME CITY HALLみたいにステージも客席も地下に造られていて、
キャパも着席では920席ほどの、こじんまりと観やすい会場でした。
例によって、驚くほどたくさんのお花が贈られていました。
色彩にあふれ、爽やかな香りに満ちたロビーや階段が気持ちよくてねー。
もちろん、わたしの大好きな戸田恵梨香嬢からも届いてましたわ。
そして肝心のお芝居は!
そりゃもう見事な会話劇で、どんでん返しに次ぐどんでん返し。
登場時はシゲさんが主役? と思ったのですが、気づけばちゃんと全員が主役。
途中、重くて暗いことになるのか? とハラハラもしつつ、
笑いながら感動のラストに拍手を贈れる、ステキな展開でした。
すごいなぁ。やっぱり古沢良太さんすごいなぁ。
パンフによると、中井貴一さんから「演劇史に残る名作を」と
オファーされて書いた「趣味の部屋」もかなり苦労されたそうですが、
「悪童」はその何倍も大変だったそう。
それはべつにNACSから無理難題を突き付けられたからというわけではなくて、
ご本人的に行き詰っちゃって全然書けなくなっちゃったのだそう。
でも出来上がったのがこんなにステキって、やはりどんだけこの方すごいのかと。
そして会話劇だからこそよくわかる、NACSの皆さんの声と台詞の説得力。
洋ちゃんの滑舌の良さ、明るい声のヒーリングパワーには改めて感動。
あの声、あの笑い声聞くだけで、なんか楽しくなるのですよ。笑ってしまうのですよ。
シゲさんの声の良さとみそっかすっぷり(役柄上ね)、
音尾くんのニュートラルな安定感と頼もしさ、
ヤスケンの相変わらずのミステリアスないかがわしさを漂わせる佇まい、
リーダーの裏表のない、舞台の上でも裏でもしっかりリーダーな雰囲気。
古沢良太氏はあえて、あて書きしないよう気を付けたそうなのですが、
それでも最終的にはそれぞれの魅力を最大限に生かしてしまっている。
面白かったー。
いつかWOWOWで放送されることを願っております。
あの見事な展開、もう一度ちゃんと観たいし。
そして明後日はWOWOWで、ましゃの稲佐山ライブの生中継!
暑くてしんどかった夏を乗り切ったご褒美が続きます。
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