ましゃのドームツアーのブルーレイを見ているのですが、
特典映像(アジアツアー)がステキすぎて、気づけばこちらばかり。
本編のドーム映像ももちろんステキですよ。
50台のカメラを駆使した映像は、鳥目線、客目線、ステージからの本人目線など、
ドームの広大な空間をあますところなく生かした映像になっていますし。
だがしかし!
正直申しますと、ドームの広大な空間なんぞ感じられずとも、
客の盛り上がってる姿など観なくても、全然かまいませぬ。
(↑ ドームという場所のライブ映像に対して身もふたもない感想)
映像で観たいのはステージ上のましゃの表情、ギターを抱く全身、ギターを弾く指先、後ろ姿、
あとはバンメンのここぞ! というソロ演奏の場面があればいいので。
ですので、
たった5台(だったか6台だったか)のカメラによる台湾・香港ライブ映像の方が
実は好きなのです。
もうね、余計なもの映す余裕ないもの。
ましゃとバンメンを、近くと遠くから押さえるだけで精いっぱいだもの。
だがそれがいい!
台湾・香港のステージ映像が好きなのは、
「vs.2013〜知覚と快楽の螺旋〜」「恋人」「最愛」という
わたし好みすぎる選曲のせいもあるかもです。
アジアで特に人気の高い曲は、わたしの大好きな曲でもあったようですの。
「恋人」は何十回聴いても大好き。
これが「vs.」と「最愛」に挟まれてるとか最高すぎる。
ライブ映像の合間に何度か挟み込まれる「Document of Asia」も、とても充実していて、
アジアツアーへの想いや、アジアの街並に溶け込むオトコマエさんとか、
現地でステージを作り上げるまでのメイキングの様子とか、
コンパクトにまとめられているのだけど、みっちりと密度の濃い映像です。
この「Document of Asia」には「不安が映ってる」と、ましゃはおっしゃってたのだけど、
わたしの目には不安は全然見えませんでした。
初めてのアジアツアーで、ご本人には不安な気持ちはあったのかもですが、
きわめていつも通りに、緻密に準備をなさるましゃにしか見えませんでしたし、
いつも通りの最高にデキるおとこまえさんでいらっしゃいました。
音に関しては本当に素晴らしくて、これまた正直なところ、映像なくても音だけでもいいな、と。
映像に気を取られてしまうのがもったいないので、音だけ聴いたりしております。
アジアの映像を見ながら、このステージが現地でどれだけ高く評価されたかも思い出していました。
ましゃのステージはこれがあたりまえだから、ファンはもう慣れちゃってるけど、
これをあたりまえにしちゃってるましゃは、やはりとんでもなく凄いのよね、と。
と、同時に、
ドームだろうと、アジアだろうと、
石巻市の住吉中学校の体育館(復興支援ライブ「MEET THE MUSIC LIVE」)だろうと、
まったく同等の最強一流ミュージシャンの布陣で挑むところが、ほんとにカッコいいなぁと。
場所がどこでも、客が誰でも、常に一流の最高の音を。
プロとしての誠実さと、プロとしての誇りですよね。ステキだー。
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