| 2013年07月12日(金) |
ふたたび「真夏の方程式」 |
今日は映画館のレディースデイだったので、「真夏の方程式」鑑賞の二回目。
映画の湯川先生はほんっとステキだものねー。
もう1回くらい観に行こうかしらん。
今月は大泉洋ちゃんの舞台「ドレッサー」もすごく観たかったのだけど、
残念ながらチケットが取れなかったので、その分映画観てよし! とすると8回は観れましてよ。
(レディースデイ限定で。いやしかし「銀魂」も「風立ちぬ」も観たい)
ではわたしの大好きなシーンを以下に列挙。
容赦なくネタバレしておりますので(順不同)、映画をまだ見てない方はご遠慮ください。
・ローカル線に乗って英語のクロスワードパズルやってる湯川先生
・激昂しまくるじーさんに冷静沈着にアルミホイルで問題を解決する湯川先生
・開発側のアドバイザーであっても、開発側のいいかげんな発言には「よくないな」と言っちゃう湯川先生
☆遠ざけられても花火に湯川先生を誘う恭平。「やるやる! やる?」
・居酒屋で地酒をたのしむ湯川先生。
・「科学者は無責任」と言う成実に「すべてを知った上で自分の進むべき道を決めろ」と諭す湯川先生。
☆浴衣姿で朝食の納豆をかき回している湯川先生
・柱の影から近寄ってくる恭平。「来なくていい」と言われればそれ以上は行かない恭平。
だけど会話は続ける恭平。
☆☆夕方の海を見ながら「玻璃ヶ浦」の由来を説明する恭平とそれを聞く湯川先生。美しいツーショ。
☆ペットボトルロケットの製作を開始しているのに事件の概要を説明し出す岸谷にバッサリ「帰ってくれ」。
☆事件の被害者が上司の関係者だからあーだこーだとしがらみまで語り始める岸谷への冷たい視線。
☆☆実験道具背負って先を行く湯川先生。必死についていく恭平。
☆☆途中から裾まくりでステキなヒザ下をサービスの湯川先生。
☆☆しつこく繰り返されるテスト。必死に指示に従う助手・恭平。
・そのころ説明会は開催中だが、湯川の優先順位は圧倒的にこちらの実験なのでアッサリ欠席。
・疲れてくる恭平。それでも「宇宙ロケットもペットボトルロケットも同じ」と手を抜かない湯川先生。
・荒れる集会。湯川先生いる意味ないので欠席の選択は正解。
☆☆海中を漂うペットボトルロケットの中のケータイに映る恭平の笑顔。
☆☆恭平が画面を見やすいように布をかけてやる湯川先生。
☆☆布をかけられたちんまりとした恭平の塊と、でっかい大人湯川。
☆「物理学者っていつもこんなことやってるの?」「そんなわけないだろう。」
☆夕食も湯川先生と一緒。しかも紙鍋の解説&実験つき。
・「海原の間」をこっそり調べる湯川先生と恭平
☆☆自分がやったかもしれないことの答えが欲しくてハカセを探し回る恭平。泣けるーー
☆成実と湯川先生の素潜り。(ちなみに海育ちのましゃは子どもの頃の素潜り経験は豊富で、
このシーンのための練習もめっちゃ楽しくて泳ぎまくったそうだ。
陸上のみならず海中でもオトコマエって最強すぎですね。)
☆☆岩の上に腰掛けて語り合うダイビングスーツ半脱ぎの美男美女。
☆☆☆待合室での恭平と湯川先生。超名場面。
「どんな問題にも必ず答えはある」「でもすぐに答えが導き出せるとは限らない」
「答えを出すためには、自分自身の成長が求められている場合も少なくない」 「焦る必要はない」
「僕も一緒に考えていく」「忘れるな。君はひとりじゃない」
☆帰りの電車の中で、湯川先生との実験を思い出し、湯川先生の口調を真似る恭平。
☆火花を散らすパンタグラフの映像とともにながれる「vs.2013 〜知覚と快楽の螺旋〜」。
西谷監督曰く、「湯川は、結果として子どもの力になれる大人だった」と。
この夏、恭平の身に起きたことを見抜いたのは湯川だけだったということだけでも、それは明らかですね。
最後の待合室での湯川先生の言葉は、そんな「力になれる大人」として実に心強い言葉でもありましたが、
それは科学者である湯川も自分の問題として日々直面し、日々葛藤していることでもあるので、
見守っているという意味での「ひとりじゃない」だけでなく、
様々な問題の答えを求め続ける者同士としての「ひとりじゃない」の意味もあるのだろうと。
お父さんが眠りこけている前で、ハカセの口真似をしながら車窓の外に目をやる恭平に
幸多かれと祈らずにはいられませんでした。ステキなエンディングでした。
余談ですが、上映前の「風立ちぬ」の4分間の予告映像。
あれ見るだけで泣いてしまうわー。なんであんなにせつない気持ちになるのだ。
「ひこうき雲」の歌のせいかな。
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