今日のおたけび または つぶやき

2012年12月24日(月)  たましいの太鼓持ち、炎のおべっか


メリークリスマス♪






これは先日パシフィコ横浜で開催中の「Hotel de 福山」にお買い物に行った際、

物販会場の真ん中にちんまり飾られていたツリー。

今日を過ぎたらお正月飾りに変わるのかしらん。



さてさて、福山蒸溜所#38。

今回もいいお話なさってましたよー。ちょっとだけご紹介。



かつてトーキングFMのディレクター兼プロデューサーで、現在は栄転して

「事業部長」になられた藤村さんという方が、久々にラジオの現場に顔を出されたこの回。

かなりの重責を担わされている役職だそうで、数ヶ月ぶりに会ったら

彼の白髪がすごく増えていたと語るましゃ。



藤「もう必死です」

福「いいじゃないですか、たまには人生必死になることがあった方がいいですよ。

 かつてマリー・アントワネットが斬首刑を言い渡されて、たった一夜で白髪になったと。

 それの何百分の一かのプレッシャーを、今ね・・・」

藤「はい。力石(徹)の何分の一かのプレッシャーです。」



福「本当に大変だと思いますけど、本当の意味での仕事のしんどさを感じられる人は

 実はすごく少なくて、むしろラッキーだと思います。おめでとうございます。

 まだプレッシャーを楽しむという心境ではない?」

藤「まだ自分が成し遂げた大きい仕事というのはあまりないので、それが形になると

 きっとそういう心境にもなれるのではないかと。」


福「当然、今までやってこなかった『おべっか』とか、『よいしょ』とか 『太鼓持ち』とか、

 やるわけですよね?」

藤「そうなんでしょうけど、そういうのがあまり上手じゃなくて」

福「僕、けっこう『たましいの太鼓持ち』『炎のおべっか』いけるタイプですよ?」

ス「福山さんはどんな時に?」

福「たとえばコメントとか求められることあるでしょ? ゲストとかに対して。

 ま、基本的にはいいことを言うわけですよ。結局、発言っていうのは、毒舌キャラで

 売ってる人以外は、『人のことを誉める』ことが主になっていくんですよ、僕らの仕事って。

 となると、誉め上手にならざるを得ない。」

ス「そうですね。」

福「悪口なんて言ったって何の得にもならないし、悪口でお金もらってるわけじゃないから。

 となると、どうやって人を誉めればいいかというと、これはみんなそうなんだけど、

 嘘はつけないし、嘘じゃダメなんですよ。

 僕も『たましいの太鼓持ち』『炎のおべっか』やりますけど、僕はそれをされる側でもあるんですね。

 する側でもあるし、される側でもある僕としては、誉め方にたましいが込もってるか込もってないか、

 すぐわかるんですよ。たましいが込められるためにはどうすればいいか。これとても簡単です。

 『本当のこと』を言えばいいんです。」

ス「ああ。」

福「人間ねぇ・・・ひとつくらいありますよ、誉めるトコ。」

ス「ひゃっはっはっは!」

福「ひとつくらい、その人の好きなトコありますよ。どんなに嫌いな人でも。

 そこを探すようになったんです。」

ス「うんうん。」(すごく熱心に聴いている)

福「もちろん、すごく嫌いな人とは接触しなくてすむ仕事ですからね。

 僕なんかの仕事はまだ、なまぬるい方なんです。それにしたって、そういうこと(誉めること)を

 求められることは多いんです。だから、その人を好き嫌い言ってるだけでは

 仕事が立ち行かないんで、そういう時はまず、初対面であったとしても、

 その人のどこを誉めればいいのか、真剣に考えるわけです。これはもう礼儀だな、と思って。」

ス「誉めることが礼儀。そうですね。」

福「魂を込めてね。

 今浪さんみたいに、うわっつらだけで誉めてちゃダメなんです。」

ス「はっはっはっはっ」

福「今浪さんはよく僕のことを、うわっつらでただ太鼓叩いてるだけの時あるけど。」

今「見抜かれてる!」

福「見抜いてますよ」



「本当のこと」で誉める、これはましゃラジオにゲストがいらしたときによく感じます。

それでゲストの印象もすごく良くなるし、ゲストが誰だろうとその良い点をちゃんと見つけて

素直に誉めまくるましゃのことも、さらに好きになる。



先週のたまラジは、ももクロがゲストでしたの。

16歳から19歳の女子5人相手でも、ましゃのホストっぷりはいつも通り安定の楽しさで、

いつも聞いている者にとっては特に凄い対応力とも思えなかったのだけど、



ももクロファンの実況での福山大絶賛っぷりと言ったら!

ましゃに全く興味がなかったももクロの野郎ファンたちが「福山からトーク力を学びたい」

「福山ってただのイケメンじゃなかったのか」「来世は福山で生まれることにした」

「福山完璧すぎ」と、その中身のオトコマエっぷりにどんどん心を掴まれていく様子が

大変面白かったです。



そうなのよね。

この人は単体で見てもそりゃオトコマエでカッコイイのだけど、

ほかの人との接し方というか「人あしらい」には、経験を積んだ大人の男としての配慮が

行き届いていて、外見以上にステキでカッコイイ中身に気づかされるのです。



女は「ステキー」とかうっとりしてりゃいいけど、野郎たちからしたら、

同性として敗北感ハンパないに違いない。

仕方ないよ! そりゃ勝負にならないよ!(全然なぐさめになってない。もはやなぐさめる必要も感じない)





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