今日のおたけび または つぶやき

2012年12月16日(日)  自身の「おばさん化」を嘆く中年男子のみなさんたち



選挙はいつも、近所の中学校が投票所になっているのですが、

今までずっと体育館だったのに、今回初めて教室が投票所になっていました。

考えてみたら、記入台なんて10個くらいで、体育館の広さなんてまったく必要ないし、

教室くらいの広さが合理的よね。暖房器具だって一つで済むし。

むしろ今までがなぜ、ずーっと体育館だったのかと。



冬の大感謝祭も盛大に開幕したようで、オテル・フクヤマのステキなおもてなしに

心を馳せる日々が始まりました。27日までネタバレ避けるのはキツイかなー、と思いつつも、

貴重な1回を新鮮に楽しむために、一応がんばってみます。



というわけで、レポから気をそらすために、福山蒸溜所#37の、トーキングFMサイドでも。

こちらでは、「朝、家を出るまでに時間がかかるようになった」の第二弾。

題して「男のおばさん化が止まらない VOL.2」byましゃ。

シモの話に大喜びな、お子ちゃまな中年たちの様子です。



福「起きて、基本はまず小用かうがい。そしてキッチンに向かい、その途中にPCを立ち上げ、

 本日のニュースをチェック・・・する前に鉄瓶でお湯をわかし、雑穀米をチンするかササミなど食べ、

 食べながらPCでニュースや仕事関係のメールをチェック。朝はTVはほとんど見ません。

 それで20分は確実に経つわけです。

 
 その後に必ずシャワー。洗ったりはせずお湯を浴びるだけ。

 ドライヤーはかけたりかけなかったり。ヘアーセットもしないので、時間はかかりません。

 で、洋服を着る前に、たぶん僕はここが一番時間がかかってると思うんですが、鼻毛切ったり、

 体中のいたるところを保湿するためにクリームを塗る。ドライアイを解消するために

 目の下のふちをめん棒でこすってみたり。耳のそうじをしたり。」

皆「へーーぇ」(驚きの声)



福「その時点で30分くらいだから、(起きてから40分で家を出るとなると) 残りあと10分しかないわけ。

 その残り10分で、服はたいして選ばないのでいつも同じようなのをささっと。

 そのあたりでマネージメントの方から、『到着しました』のコールが来る。

 ただ、僕にとってはここが問題で、完全にこれ、習慣なのかパブロフの犬なのか刷り込みなのか

 わからないけど、大野君(マネージャーのひとり)から電話がかかってくると、う〇こしたくなるんです。

 大野君の電話がくる直前からもよおすから、大野君からの電話を取るときはたいてい、

 排便中なんですよ。」

皆「ほーぉ。『そろそろ大野君だな、』って思うと、もよおすんですね?」

福「そう、そろそろ大野君だな、と思うと、脱ぷん行為に向かってしまうんです。」

  やっぱり僕もね、中途半端に出したくないんで、すっきり出したいんで、それなりに

  時間かかるんですよ。で、そうこうしているうちに、(起きてからすでに)1時間オーバーですよ。」



ス「排便中は何やってんですか?」(なぜそういう質問が出るのかわからない)

福「以前は、トイレの中に『北斗の拳』全巻入れておいたんですけど、

 トイレに『北斗の拳』全巻入れておくと、肛門が切れやすくなりますね。」(いたって淡々と語る)

全員「ひゃっはっはっはっはっ! 力が! 力が入って!」

福「長い時間トイレに座っていると、肛門がどんどん下りてきちゃって、

  脱肛気味になりがちなんです。」

ス「あー。」

福「それを、もう何年も前に、かかりつけのドクターから注意されまして。

 『脱肛になりますよ? 何やってんですか福山さん』『いや、北斗の拳を全巻・・・』
 
 『やめてください!』って。だからやめた。でも時々トイレにPCとか持ち込んだり

 するんだよね。ノートパソコン。」

ス「何やってんですか!」

福「ニュース見たりね。サイトうろうろしたりとかね。危ないですよね。」

ス「危ないですよ」



福「それで時間かかっちゃってるの。昔はね、15分、30分くらいで、サッと家出てましたけどね。」

ス「昔はね。」

福「あと、年とるにつれて、荷物増えたでしょ。」

ス「あ、はい。出かけるときに持って行く荷物。」

福「使わないのに色んなもの入ってるでしょ? これもよくないよ。男のおばさん化ですよ。」

ス「使うバッグが大きくなっていきますよね。どんどん。昔は手ぶらだったのに。」

福「僕は上京する時の寝台車の中では、財布すら持ってませんでしたから。ハンズフリーだった。

 それが、年齢を重ね経験を重ね、今じゃ荷物だらけで、必要のないものまでまとわりついて。

 これは男の生き方として間違ってますよ! 男たるもの、いついかなるときでも、

 『俺、今から(手ぶらで)メキシコ行って来る』くらいの手ぶら感がね、」

全員「はっはっはっ! これカッコイイ。憧れる」

福『俺、今からハワイで波乗りしてくるから。現地で全部調達するから大丈夫。』くらいの、」

ス「ワイルドさがほしいですよね。」



福「ところがですよ。今じゃ出かけるときに1時間もかかり、使いもしない荷物が

 かばんの中に増え、あるのかないのかわからない人間関係のしがらみにまとわりつかれ・・・」

ス「ひゃっひゃっひゃっ」(大喜び)

福「自分がここにいて必要とされているのかどうかもわからないまま、(口調がどんどん芝居がかる)

 自分なんかいなくったって、自分なんかいなくったって会社は回るとわかっているのに、

 それでも会社の中で何かを見出そうとする、そんな宮野君もですね・・・」

ス「俺!? 今、聞きながらだんだん俺だなと思ってたけど・・・」

福「変わっちまったよね、俺たちもね! あの頃もっと自由だったよな!」

ス「はっはっはっは。 ヤザワ?」

福「いや、宮野くんだけじゃなく、自戒の念も込めてるわけです。もっと自由だった。何もなかったよ。

 ところが今、トイレの中には『北斗の拳』が全巻そろい・・・、」

ス「ひゃっはっはっはっ!」(全員大喜び)



福「そんな・・・がんじがらめな大人になっちまったなぁ。

 『つまらない大人にはなりたくない』って、歌ってたよなぁ・・・」

ス「はっはっは それは佐野元春さん」

今「福山さん、ホテルに滞在するときも時間かかります?」

福「いや、ツアー先とかだったら、出るまでに30分くらいかな。行水だけして。」

ス「でもやっぱり大野君が来るとなると?」

福「いや、ツアー先だと、会場に着いたらまず脱ぷんだね。」

ス「はははは! 着いたら脱ぷんなんだ? だっぷん。ははははは」

 (「だっぷん」に笑いが止まらない中年の子ども達)



福「会場に着いたらだっぷんって、漏らしてる人みたいじゃない!

  会場に着いたらまずご飯食べるんですけど、その後にだっぷんです。」

ス「そうかぁ」(だっぷんで大喜びしていた子どもらがようやく落ち着きました)

福「でも、身だしなみとかマナーって言えばそれまでですけど、

 年とるにつれ、素手じゃなくなる感じというか、転ばぬ先の杖というか、杖いっぱいありすぎて

 どれ使っていいかわからないみたいな状態になっちゃってるでしょ?

 もっと自由になろうぜ、俺たち。あの頃みたいにさ。走り出そうぜ、真夜中に!」

ス「はっはっはっはっ!」(手ぇ叩いて笑いすぎ)

福「はい、というわけで、走り出せない中年たちの雑談でした」

ス「はい、ありがとうございました。」



男って、いくつになってもこういうシモの話になると、なんでここまで嬉しそうなんだろ。

小学生と何ら変わらん。無邪気なのねん。



ところで今日は、光一さんのグラビティコンも、翼のバーン・ザ・フロアもオーラス。

どちらも大阪ですね。お疲れさまでございました。

光一さんのステージはもちろん今回も、最高品質の素晴らしいエンターテインメントに違いないですが、

残念ながら拝見できなかったので、DVDを楽しみにお待ちしております。





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