雨だし寒いし、ちょっと買い物にでも行こうと思っていたけど中止。
こういう日は家で料理してるのが良いのです。
火も使うから暖かいし。(どんだけ貧乏性)
昨日の「結婚しない」もキレイな画でしたー。美男美女とお花と横浜の景色と紅葉の山が。
春子さん相変わらず潔いし。
「ひとりで生きてゆく覚悟を決めれば、老いてゆくのもまた楽し」とはカッコよす。
でもさ、独身だろうと既婚子持ちだろうと、「いずれはひとりかも」の覚悟は持ってる方が
絶対良いと思うのですが。それに「最後がひとり」というのがそんなに悲惨とも思えない。
「孤独死」から連想される悲惨さというのは、それに至るまでの、たとえば病気で
すごく苦しかったのにずっと面倒みてもらえなかったとか、
助かる命なのに誰にも助けてもらえなかったとかであって、
死ぬこと自体はみんな誰だってひとりで死んでゆくわけだし。
ま、遺体になってからいつまでも放置されるというのは、これはただひたすら
発見してくれて処理してくれる人に対して申し訳ないとは思いましてよ。
死ぬときは一族郎党枕元に全員集合してもらい、別れを惜しんで泣き暮れてもらう、
それこそが人生の最期にふさわしい! 愛された人の人生かくあるべし!
という方もいらっしゃるでしょうが、わたしにはそういう希望はまったくございません。
むしろ、事後処理がなるべくスムースにいくように段取りつけて、
それさえ済めばあとは野良にゃんこのようにひっそり静かに消えるのが理想。
そんなことよりやはり、生きている間のことですよ。
命尽きるまでは生きなきゃいけないのだから、春子さんのように、
考えうる限り、できる限りの準備はしておいて、あとは覚悟を決めて今をがんばるしかないものね。
と、このドラマに感化されたわけではまったくないのですが、
かねてよりちょっと気になっていた「エンディングノート」なるものを
アマゾンで入手しました。
息子はもちろん、夫も月々の銀行口座自動引き落とし類のことも、
わたしの保険やカード類や預貯金のことも、なーんも知らんからね。見事に女房まかせ。
知らんままでいられるというのが、心配性のわたしにはまず信じられないけれど、
知らんものは仕方がないので、とにかくもろもろ一目瞭然にしておかないと、と思いまして。
セレブでもなんでもない一般市民なのに、伝えておかないと後々面倒になりそうな
データってこんなにあるのね、と、ノートめくりながらちょっとため息です。
ま、ぼちぼち書いてゆきませう。
|