| 2012年11月03日(土) |
「今井翼 世界にはばたく 『バーン・ザ・フロア』への挑戦」 |
昨夜遅くにオンエアされていた「バーン・ザ・フロア」特番のタイトルです。
「翼」という名前は、コピーを考えるにも、セットを考えるにも、
ベタだけどステキに使えていいよねー。
シンガポールで公演中のカンパニーを訪ねた今井さんは、実際に公演を観たり、ダンサーさんたちと
夜のシンガポールにくりだして一緒に食事を楽しんだり。
どの姿も実に堂々としていてナチュラルに溶け込んでいて、なんだかもう
本当にいっぱしの(という表現も失礼なほど)国際人でいらっしゃる。
そういえば日本人初(というか世界初)の「スペイン文化特使」でもいらっしゃいましたな!
正直、今井さんがこの舞台にゲストダンサーで出演なさると聞いた時、
いやちょっとそれは不安かも、と思いましてよ。
だってもう、あの逞しいガタイの欧米男女に囲まれて、あんな激しくて、ときに
あんなアクロバティックだったりもするダンス。
今井さんのダンスは大好きだけど、はたしてあのレベルの人たちに交じって踊って
見劣りしたりなんてことにならないのか、と。
でも、リハを見てその杞憂は吹っ飛びました。
今井さんすごいよ。見劣りなんて全然しない。
思えば、この舞台の芸術監督・振付のジェイソン・ギルキソン氏が、実際に今井さんの
ステージ(プレゾン)を見て、彼を是非!との太鼓判で起用したそうだから、
シロウトが心配する必要なんてまったくありませんでしたね。
ご本人も「不安より楽しみの方が大きい」なんて言っちゃって、
メンタルも強くなられたんだなー、と、とても頼もしく感じたり。
今井さんと一緒にリハしたダンサーたちからは、
「エネルギーを感じるダンスで、バーンにすごくマッチしている」
「翼はすごく活き活きしていて一緒に踊っていると楽しい」
「ラテンのダンスを長くやっている人だと思った。身体の動きがすごく自然で、
力の抜き具合が絶妙」と、とても好評。
舞台監督には「翼は振り覚えがとても早い。でもそれだけじゃなく、細かい表現まで突き詰めてゆく。
だからバーン・ザ・フロア全体のレベルも上げてくれると思う」とまで言われちゃって。
凄まじい集中力で、長時間のリハをこなした今井さん、
「自分が踊ってる姿を『翼、がんばってるな』じゃなくて、『翼、いいな』と
思ってもらえるところまでもっていかないといけないな、と思っている」と。
思ったよ! すっごくいいと思ったよ!
リハで踊りまくっている様子を観ただけでも!
素晴らしい機会に恵まれましたな。
踊る今井さん、楽しみだー。
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