今期のお気に入りドラマに登場するオトコマエさんたちの役どころが、
「美形」であることはもはやあたりまえですが、その上、
揃いも揃って「爽やか」で「元気」で「善良で誠実なイイ人」なもので、
眼福には違いないのだけど、視聴者としてなんとも甘やかされた状態な気がする
今日この頃です。
いや、ドラマは日常生活の中のオアシスであってほしいのだから、
甘やかされて癒されて勇気づけられるものでいてくれて全然よろしいのですが!
「遅咲きのヒマワリ」の斗真くんでしょ、「大奥」の堺雅人氏でしょ、
「相棒」の成宮くんでしょ、「結婚しない」の玉木宏氏でしょ。
それぞれテーマもテイストも全然違うドラマですが、非常に感じのいいオトコマエさんたちの
がんばりを鑑賞できるという点では共通する、なんとも贅沢な2012年の年末クール。
本来「爽やか」とか「人畜無害」と評されるとしたら、筆頭は朝ドラのヒロイン及びストーリー
だったりするはずですが、今期の「純と愛」に登場の男性陣はそろいもそろって、
「爽やかさ」のカケラもなく、おそらくゴールデンタイムのどのドラマの男性陣よりも
ドロドロだったり強烈な個性だったりするような。
ま、それはそれで楽しんでいるし、「梅ちゃん先生」よりはずっと面白いです。
でも、いとしくんの家庭の事情や特異体質の問題やらが深刻すぎて、
うかつにコメントできなそうでツラそうな、イノッチと有働アナにはちょっとご同情申し上げます。
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