今日のおたけび または つぶやき

2012年10月21日(日)  ましゃ×小島慶子さん



長年ラジオ界で活躍なさってきた「ラジオのプロ」なおふたりのトークだけあって

軽妙で心地よく、内容もとても興味深いものでした。

明日、月曜日のWS「ノンストップ」で早速映像が見られるようなので楽しみ♪



かたや「ラジオ界のエロ大王」という称号を持ち、

かたや「非常階段でヤッたことがある」という発言を逸話として持つお方。



互いのラジオ遍歴(どちらも思春期に深夜放送のヘビーリスナーだった)

若かりし頃の放送中の「黒歴史」(ましゃはオンエア中に酔っ払って記憶をなくしてしまったこと、

小島さんは競馬中継で何度か眠ってしまったこと)
も面白かったですが、

長年ラジオをこよなく愛し、大切に思われていることが、ひしひしと伝わるトークでした。



ラジオを聴くと、テレビで観るよりすごく親近感がわくらしく、ましゃはそれを

タクシーに乗ったときによく感じるそうな。



福「タクシーの運転手さんは、ラジオを聞いている方が多いので、すごく気さくに

 話しかけてくるんです。『福山さん〜、ちょっとぉ〜、今日どこ行くんですか?』なんて。

 『言わないよそんなの!』と思うんですが。降りたいのにドア開けてくんなかったり。

 (運転手さんがもっと話したがるのだそうだ。)あれ困るのよ!」

荘「テレビや映画でしか知らなかったら、そんな風には話しかけてこないでしょうね。」

小「そうですよね。だからわたしも、会う人ごとに『福山さんのラジオ聴いてくださいね』って

 言ってるんです。ラジオを聴かないと、福山さんの大部分をまだ知らないも同然です、って。」



福「小島さんは人柄としての認知度はどうですか?

 僕は、ラジオ聴いたことのない男性からは『カッコつけてんだろ』っていまだに思われてます。」

小「それはやきもちです。男の人のね、『見た目のイイやつには、性格か頭が悪くあってほしい、

 またはヘンタイであってほしい』という願望ね、あれは捨てな、と。」

福「いや、それはね、僕もあるんです。カッコイイやつ見るとね、『あいつ絶対ダメだよ』って

 言っちゃうんです。仮にカッコよくなくても、凄い美人を連れてたりすると『あいつダメ』って。

 嫉妬心です。」

小「本当? 福山さんでもあるんですか。

 福山さんは、テレビでの完成された福山雅治というイメージをあえて裏切るために

 ラジオをやっているわけでもなく、ここ(ラジオの現場)に来ると自然にそうなっちゃうんですか?」

福「ラジオはデビューした頃からずっとやっているし、鶴光さんのオールナイトニッポンから入ったので、

 『ラジオではエッチなことを言わなきゃいけない』という間違った刷り込みが・・・

 だから、自分のキャラをどうこうしたいというわけではなくて、オールナイトニッポンがやりたい、

 やるんだったらエッチなこと言わなきゃ、という感じで始まったんです。」



「テレビとラジオでは視聴者へのアプローチの仕方がどう変わるか」なんていうのも

どちらの世界でも活躍なさっている方々ならではの切り口。



小「テレビは通りすがりにたまたま観たという方もいらっしゃるので、どんな距離感かわからない。

 だからラジオよりはあまり馴れ馴れしくならないようにしゃべる。

 ラジオは、いきなり隣に座っているところから話し始める、という感じ。それはラジオだけかもしれない。」

福「テレビは(見た目から『こういう人に違いない』と判断され、その)先入観で観られるので、

 それをほぐすのに時間がかかるな、とは思う。」

小「福山さん、正直言って『オレ、こんなハンサムに生まれちゃってちょっと邪魔なんだけど』って思うこと

 ないですか? 見た目で先入観を持たれるから邪魔だな! って。」

福「いや、それはないですけど、テレビはそのギャップを埋めたりや先入観をほぐしたりするのに、

 まず5分くらいかかるな、って思っちゃうんですよ。でもそんな時間はテレビではとれないし。

 一言でまとめなきゃいけないことも多いし。」

小「たしかに、ラジオはそこがいらないですからね。助走がいらない。」



ラジオいいよね。

映像も大好きだけど、「音だけ」で想像力と妄想力をフル稼働させられるラジオも大好き。

そしてわたしも、「ガリレオ」で片脚をつっこみ、

ラジオを聴いて完全に抜け出せなくなったひとりです。





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