今日のおたけび または つぶやき

2012年10月12日(金)  ミヤネ屋後編



秋も深まってまいりましたー。

紅葉も見に行きたい、秋をもっと満喫したい、などと思いつつも、

結局いつも通りのウォーキングの景色だけで秋は過ぎて行ってしまうのだろうと。


ま、いいのだけどね。

ほぼ毎日、みどりのある場所を歩いて走れるって、それだけで相当贅沢だものね。

カモさんもいるし。たまにサギさんもいるし。

(しかし今年はコスモスがない。草刈りの回数も減った。自治体がこの場所にかけるお金を減らしたと思われる)




さ、一日延期になってしまったミヤネ屋での対談の後編。

正直、宮根さんという方がちょっと苦手なわたくし、この番組はほとんど観たことはございません。

でも、ゲストでましゃラジオに来られる方々もそうなのだけど、「この人ちょっと苦手〜」と

思っていても、ましゃと対談するとたいてい良い印象しか残らない。



たとえ相手がエラそうだったり、反対に媚び媚びがまる見えだったり、あるいは

相当に空気が読めてなかったとしても、どういうわけだかそういうのをあまり感じさせなくする

話術をましゃはお持ちのようで。



ましゃが相手に迎合するわけではないのに。(それを見たら不愉快になるはずだし)

相手によってご自分の意見がブレブレになっているところは見たことないもの。



ご本人は「人の話はあまり聞かない」とおっしゃいますが、

隅々までよーく聞いて理解している人にしかできないですよ、こういうワザは。

その上で、相手のよいところや共感できるところを巧みに引き出してしまわれるので、

気がつくといい印象しか残っていないのです。



だからって今後はミヤネ屋を見るかって言ったら、見ないけどね。(一言余計)



聞いてるだけでそうなのだから、実際に話をしているお相手は、本当に気分よく

なっちゃうだろうな、と。その上あの耳に心地よい声だし。目に心地よいオトコマエさんだし。

そりゃもうみんな大好きになっちゃいますよ! あたりまえですよ!



辛いものを食べるとお尻の出口が痛くなるから、好きだけどなるべくガマンするとか、

パンツは履き心地重視でブランドにはこだわらない(しまむら着用中)とか、

コテコテの関西のおばちゃんからの賛辞にも、まったく引かず怯えず構えず、

「うれしいです」といつもの笑顔で言えちゃうとことか、相変わらずナチュラルな飾らなさ。

その他の印象的だったお答えといえば、



これからの夢は? 

  これから50歳60歳になっていった時に、その時に叶えたい夢に向かっていける体力と準備が

  できている状態でいたい、というのが夢。



Beautiful lifeの曲について。

  女性への応援歌という側面もありますけど、また違う側面もありまして。

  それは「許したいし、許されたい」ということ。

  許せなかったこともたくさんあるんですけど、それと同時に、

  自分自身も許してもらえないようなことをしてきたかも、という思いもある。

  そんな自分が(他人を)許せる人になれるのかな、と。


  男女を問わず、人を許すことが自然にできている人もたまにいて、

  そういう大らかな人をみると、自分がちっちゃくて卑しく思えてイヤになっちゃうのだけど、

  そういう人のそばにいると、自分も変われる気がする。




で、そこからの話が面白かったのだけど、


宮「いますよね、時々。とてつもなく心の広い人。」

福「こう言うと語弊があるかもしれませんが、育ちのいい人に多いですよね。」

宮「多いっ!!」

福「邪気がない。」

宮「ない。生まれながらにお金持ちっていう人に多い。」

福「生まれたときからおいしい物を食べ、部屋にTVがあり、エアコンがあり、っていう人。

 若い頃はそういう人たちのことを『大人になったらきみたちは苦労するよ。自分の足で

 社会に立つようになったら苦労するよ』と思ってたのだけど、彼らはそんなレベルじゃなかった。」

宮「僕もいろいろな人に会ってきたけど、確かに生まれながらの金持ちは、人がいい。」

福「本当に人がいいんですよね。」

宮「途中から金持ちになったヤツはタチ悪いんですよ!」

福「!!」(分かり合えたお顔で身を乗り出してお互いを指差す)

宮「悪いっ!」(一緒になってお互いを指差す)




結局、対談した宮根さんの結論が「好きになるのわかる」って。

またおじさんのファンを増やしちゃったじゃないかー。




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