| 2012年09月26日(水) |
女性ホルモンが多いオトコマエさんは時を超越するオトコマエさんだった |
前回のSUZUKI Talking FMでは、前週の敬老の日にちなみ、
「人生の先輩方」、シルバー世代からのお便りをいくつも紹介していてとても面白かったです。
75歳の会社経営の男性からは、
「『明日の☆SHOW』の歌詞『生きるということは 何故に わからぬこと 増えていくのか』に、
深く共感します。人生70年を過ぎても疑問ばかりで、女房の気持ちひとつわかりきれない。
わからないことはそのまま抱えたままで人生を終えるのだろうと思っています」と。
70歳の女性からは、初めてましゃのライブ(今回の横浜スタジアムライブ)に参加して、
すごくときめいて楽しかったと。
福「年を重ねても恋心というものはなくならないですよ。
(スタッフに向かって)年をとると枯れると思ってるでしょう? ひょっとしてこの中で
俺、年長?(「はい、そうですね」by今浪) 言ってもいい? ましゃの恋心、ビンビンです!
枯れないです。好きなものは好きと言う気持ち、大切にした方がいいです。
そしてこれは槙原さんの歌詞です。」
73歳の女性からは、
「福山さんの歌は歌詞だけでもとても興味深い。男らしい勇ましい言葉の歌詞もあれば、
女らしい優しい言葉の歌詞もある。
『ながれ星』が特に印象的ですが、福山さんの女性らしさはどこからくるのですか?」と。
福「これは、僕もわからないんです。ただ、男性にも女性ホルモンはあるのですが、
ひょっとしたら僕は、通常の男性より女性ホルモンが若干多いのかもしれない。
だから、女の人が嫌いになる女、っているでしょ? それが僕にはわかるんです。」
今「ええっ?」
福「ああ、この人、同性に嫌われるタイプの女の子だな、って、すごくわかる。
だから、(そういう子を嫌う女の人と)すごく話が合う。」
今「僕まったくわからないですね。」
福「今浪はそういう人に優しいもんな。」
今「ああ。まったく気づいてないからそうかもしれないです。」
福「そうだよね。」
今「どうやったらわかるんですか?」
福「・・・・本能よぉ。」(おねえ口調)
今「はっはっはっは! そりゃ僕にはムリですね。」
福「今浪には無いから。あなたの中にはそういう本能がないから。」
今「じゃ、『ここは女の気持ちになって』って考えるんじゃなくて、自然と?」
福「そう。女性ホルモンが多いから、たぶん。調べたことないからわからないけど。
どうしよう! もし女性ホルモンの方が多かったら! ついに俺も、ついに俺も、
完全にデラックス化することになるのかな?」
今「いや! デラックス化しなくていいんじゃないですか!」
福「でも、いいんじゃない? もう。43年も男として楽しんで来たんだから。
そろそろ俺も『衣替え』しても。」
ましゃはこういうお便りの数々に、「敬愛するきみまろ先輩に一歩近づけた!」と
大変な喜びよう。
そして、人生の諸先輩の多くがとても若々しくいらっしゃることに言及し、
福「人間の年齢というのは、精神年齢というかマインドの方が大切。
僕は今43歳ですけど、精神年齢は37歳です。年明けでもう44歳だから、
もうすぐに50歳になるな、とは思うけど、50歳だからどうだ、ということは
あまり考えないです。ま、バカなんでしょうね。バカになると年齢を超えていきます、
いい意味で。
〇〇バカというけど、無心というか、何かに夢中になっていると、一年、二年という時間を、
『歳をとるもの』ではなくて、『自分のやりたいことにかける時間』というふうに
考えますから。僕はそう考えてます。その年月は『歳をとってしまう時間』ではなく、
『自分がやりたいことができる時間』だと。
ま、この仕事だからっていうのもあるかもしれませんが。
2年先、3年先のスケジュールが決まっている中では、時間は『そのプロジェクトを
遂行するために必要な時間』ということであって、『歳をとる時間』ではなくなってきちゃうからね。」
女性ホルモンのくだりは大笑いですよ。その分析は正しいのだろうか。
ただ、ましゃの女性目線の歌詞の秀逸さから察するに、女心を深く理解できる『何か』を
お持ちなのは確かなのですけど。
そして、「時間」の捉え方については、
まさに「歳をとらない人」=「情熱にしたがって生きる人」=「今を生きる人」
の考え方で、ちょっとびっくり。
これは哲学やスピリチュアル方面の本にはいっぱい出てきますが、
凡人には理解するのも実践するのも、なかなかむずかしくてなー。
ましゃは本からの知識で話しているのではなく、実際に経験から導き出しておられるようで、
ものすごく説得力がありますね。
しかし、デラックス方面は本家に任せておいてくれよぉ。
見た目も中身もオトコマエな男のままでいてください。
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