今日のおたけび または つぶやき

2012年09月23日(日)  ましゃ@VoCE 2012年 11月号



この雑誌はたぶん買うの初めてかな。

ファッション誌や女性誌と言うより、徹底的に化粧品カタログですな。

そういうビューティ追究雑誌へのご登場ですから、

大変ステキなネクタイゆるメンズ風なショットなどが満載ですが、

それ以上にインタビューの内容が楽しくて。



立ち読みで済ませたかったのだけど、

立ち読みしてるとうすら笑いを噛み殺すのが大変なんですよ。

一日迷って結局買ってしまいました。



ほんと、この人の感性が大好きです。



 「ギターを始めたきっかけ? 僕はモテたくて始めたわけじゃないです。

  ギターを始める前からモテてましたから(笑)。

  むしろ、男同士の中で頭ひとつ抜きん出る存在になりたくて始めたんです。

  男に一目置かれるのが男の願望。」



 「女性に対しては、目に見える部分より、見えない努力の方を知りたいと思ってしまうほうかも。

  ただの美人には偏見を持ってます。(若い頃は特に、「生まれながらにキレイなんだから、

  きっと何の努力もしてないのだろう」という偏見を持っていたそうな。)」



 「でも、考えてみれば僕も『いい男』とか何とか言われて(苦笑)、女性から騒がれるもんだから

  『どうせ音楽はたいしたことないんだろう』という目で見られがちだと思うんです。

  その偏見を覆して『いい歌だね』と認められるためには、通常の倍のクオリティのものを

  提出しなきゃならない。」



ご自分の苦労をとおして、キレイな女性の苦労や努力もおわかりになったのですね。

実際、いくら元がキレイな人でも、努力なしにそれを維持することはできないものね。

さらに、昔は女性の強烈な香水の香りや厚化粧は苦手だったそうですが、

今は「悪くない」と思えるようになったそうな。



 「(自分が年齢を重ねてくると、)女性の、着地点を見失ってる感じも愛しくなってくるんです。

  そのつけまつ毛はどこまで盛り続けるの? ってこととか(笑)」



大人の余裕ってやつでしょうか。微笑ましく見守ることができるのでしょうね。

しかしこの「着地点を見失ってる感じ」って、笑えるけど笑ってる場合ではないですぞ。

わたしもいろいろ見失っているのだろうなぁ。そしてきっと「愛おしい」と思ってもらえるような

見失い方ではないような気がする。



 「生まれ変わってもまた男性がいいか? いや、次は女性がいいですね。理由?

  女性の方がいろいろと気持ち良さそうですよね(笑)。

  あとは、・・・子どもが生める。自分の中から人間が出てくるっていう体験をできるのがすごい。」



 「一目惚れをしたことがあるか? 

  恋なんて、一目惚れからしか始まらないですよ。

  好きになった人のことは、会ったその日から好きです。

  要はそれに自分が正直になってないだけです。僕はいつも最初っから好きです。」



かと思えば、



 「女性の涙に弱いか? ぜんっぜん弱くないです(笑)。



女にモテまくると、もうちょっと女に対してエラソーだったり横柄だったりしちゃいそうな

気がするけど、この人の女性観にはやはり一貫してナチュラルなリスペクトが感じられますね。

その源はやはり、強くしなやかに生きてこられたおばあちゃまやお母さまのお姿なのでしょうけれど。



先週も、リスナーの女子高生から「ましゃの感謝祭に北海道から遠征する」というメールに


 「こういう行動力というのは男子高校生にはあまりないよね。俺にはなかった。

  やっぱり、女子の情熱って凄いよね。女性って凄いなと思う。俺は女性が好きだ!

  女性大好き、福山です。」と。



媚びてる感じじゃなく、本当に素直に女性のよいところを認め、素直に女性大好きなんだな、と。

その一方で、着地点を見失ってる女を的確に見抜き、女の涙には「ぜんっぜん弱くない」。

ほんと大好きだ! こういうオトコマエさんが大好きだ!



ちなみに、このインタビューには「曲づくり」「モノ作り」に関する、プロフェッショナルなお話も

いっぱいあったのですが、女性観の部分だけとりあえず抜き出してみました。(失礼きわまりない抽出)

モノ作りに関する内容についてはまた後日。





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