| 2011年09月29日(木) |
髑髏城ふたたび/ZERO |
一昨日の27日、「髑髏城の七人」を3週間ぶりに観てきました。
前回観たのと感想はほぼ変わりませんが、どちらも表情までは見えない遠いお席でしたので、
今からゲキ×シネを楽しみに待ちたいと思います。
どのキャラも何度見ても大好きですが、今回は特に天魔王(森山未來)に注目。
染さまや古ちんが演じてきた威圧感たっぷりの天魔王のイメージからすれば、
かなり線が細そうなビジュアルの未来くんですが、とても魅力的な天魔王でいらっしゃいました。
あの狂気、残忍さ、喜怒哀楽の流れがまったく予測不能、そんな破綻した人格表現がすごいのですよ。
それでいて殺陣や踊りをはじめ所作すべてがとても美しい。
やはり悪役は神々しいまでに美しくいてくれると嬉しいです。
きっと、細かい表情なども素晴らしい演技をなさっていたに違いない。ゲキ×シネ待ち遠しいです。
そして昨夜の「ZERO」では、「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」での
ましゃの楽屋裏の様子とインタビューを特集。
現地の人たちとこれからもちゃんとコミュニケーションを取りながら、長く支えてゆこうとする
ご本人の姿勢がカッコよかったです。
しかしライブ前にバンドメンバーと打ち合わせをしている様子がなんとも凄すぎて。
いずれも超一流のミュージシャンだからあたりまえでしょうが、なんかもうビジュアルが
百戦錬磨のスゴ腕職人のじーさんたち大集合(誉めてるんだかけなしてるんだか)な上に、
スタッフも黒Tシャツの男連中しか映っていなかったものだから、
「ななななんの軍団?」みたいな威圧感がありましたよ。
ちなみにわたしは、ふつーにしてても笑ってるように見える山木秀夫さん(ドラム)と、
とにかくいつも楽しげに演奏する三沢またろうさん(パーカッション)が好きです。
山木さんの神業が炸裂している時は、叩きながら泣きそうなお顔だったり苦しそうなお顔だったりに
見えたりするのだが、ひょっとしたらアレは笑っているのか?
まあ、まったくもってどっちでもいいです。音は最高にカッコいいですし。
ライブ後にみんなでステージから下りて来て、「盛り上がったね!」とか言ってる屈強なじーさんたちが
頼もしすぎて敬服するばかりでございます。(この場合、「じーさん」は敬語だと思っていただきたい。)
ましゃが「飛ばしすぎて、最初っから息が上がりそうになっちゃった」とか言ってる笑顔も最高でした。
ライブ前よりライブ後の笑顔がやっぱり格段にステキですね。
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