| 2011年09月20日(火) |
「探偵はBARにいる」 |
想像していたよりもハードボイルドでしたわ。
人も何人も殺されるし、探偵さんもしょっちゅうボコボコにされてるし。
スタント無しでこなしたススキノの街中や雪原でのアクションシーンもかなりの迫力でした。
けっこう向こう見ずで、ときに大変ウザく、
汚い方面にもほどほどに足つっこみつつ、
でも街の探偵さんとしては一本筋が通っているような、なんか不思議な魅力があります。
天パでどんぐりまなこはお世辞にもイケメンとは言えず、
正直なところ、個人的には洋ちゃんのビジュアルには全然萌えませんが(失礼)、
なんかクセになるというか、気になるキャラなのでしょうな。
そして、相棒の高田くん(松田龍平)、なじみの新聞記者(田口トモロヲ)、
ちょっとお世話になったりお世話したりしているヤクザの若頭(松重豊)などなど、
渋くて個性的な面々と絡むと探偵さんもさらに魅力的に見えるし、
実際彼らのおかげもあって探偵としても活躍できていたり。
探偵さんの行きつけのバー「KELLER OHATA」は、かなり凄惨な展開にもなったりする中で、
とても心落ち着かせてくれる空間です。
落ち着いた雰囲気、寡黙なマスター、磨き上げられたグラスと酒のボトル、
昔ながらの黒電話、どれもみょーにステキに見えましたわ。
お話のキーパーソンを演じる小雪嬢はまさしく紅一点、お美しかったですー。
いや、他にも女もオカマもいっぱい出てくるのだけどね、おひとり別格でいらっしゃった。
この役にぴったりでした。
すでに第二作目の制作も決定したとか。
探偵さんの次の活躍を楽しみにしています。
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