今日のおたけび または つぶやき

2011年09月17日(土)  福山雅治@LIVE福島@ YOU TUBE



いやー、こんなにクリアにスムースに、途中固まりもせず全部観られるとは。

ストリーミング放送だからほじょんはできないけど、本当にステキなライブでした。

(観終わった今は、がんばってくれてちょー熱くなってしまったPCに扇風機で風をあてつつ感想を書いております。)



お家のPCの前で観られるのだから、しかも今日は夫も息子も留守なので、

チューハイとか飲みながらまったり楽しもうと思っていたのに、

結局はガン観でひとり手拍子足拍子状態で、画面から眼を離すこともできず、

ましてや途中で冷蔵庫にチューハイ取りに行くなんてもっとできず。




「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」は、

"NOTHING BEATS FUKUSHIMA, DOES IT ?"(福島はどんなことがあってもくじけないぜ。)

をメインスローガンに掲げた6日間のライブイベントです。



本日17日(土)、「いかにんじんステージ」(なんてカワイイ!)での、ましゃの登場は午後5時から。

(他にも「たまこんにゃくステージ」と「ももステージ」があって様々なアーティストの皆さんが参加なさっていた模様)



YOU TUBEつながるかしらん? とちょっと心配しつつPC立ち上げたのが4時50分頃。

そしたら5時を待たずに4時55分頃にはチーム福山登場。おお、あぶなかったー!


コーラス、サックス、バイオリンはいなかったけど、あとはいつもの超一流ツアーメンバー。

怖いもの無しの布陣です。


ましゃはモスグリーンっぽい色のシンプルなTシャツにジーンズで、ステージ後方に森?山?

が見える場所ではなんともしっくりよく馴染む。

というか何を着せても着せなくてもカッコいいけどね。

スタジオでも大自然でもたいていの場面に馴染むしね。



曲目は

・明日へのマーチ

・HELLO

・IT'S ONLY LOVE

・家族になろうよ

・Revolution/Evolution

・fighting pose

・心color 〜a song for the wonderful year〜

・桜坂



メリハリのあるいい選曲ですねー。

終わったのが5時45分くらいだったから正味50分くらい。

持ち時間は30分くらいかしらん、と思っていたので、1曲終わるたびに次のギターを

抱えたスタッフが走ってくると、まだやってくれるんだ! と、いちいち嬉しかったです。



MCも楽しくてほっこり。まず最初の2曲を歌ったあとに、

「僕が初めて福島に来たのが今から20年前の91年。輸入博?というのがあって、

そこで歌わせてもらったのですが、登場の順番が地元のバンド、アイドルの人、福山、アンパンマンショー

ということになっていて、自分の時にはお客さんが十数人しかいませんでした。その上、スタッフの人から

『アンパンマンさんが次の仕事があって・・・すみませんが福山さんの曲を1曲カットして

もらっていいでしょうか?』と言われて。今日は1曲カットしなくてもいいですよね!?」

(盛大な拍手と歓声をもらう)

「ありがとうございます! 20年間のトラウマがやっと癒えました。」




アサヒ・スーパー・ドライのCMソングになっているレボエボの前には

「ここ福島にはスーパー・ドライの工場があるんですよね! 僕も毎晩飲んで大変

お世話になっています。これからもよろしくお願いします。」と地元の経済活動を応援。


「なんでもいいから振り回してください」との声に、会場中で色とりどりの

タオルやハンカチが元気に振り回されてとてもキレイでした。

普段のライブ会場だとグッズのタオルの色だけになってしまうので、この色とりどりの景色は圧巻。




最後の「桜坂」の前には、

「福島には『滝桜』と言って、樹齢1000年を越す天然記念物に指定された

有名な桜の巨木があるんですよね。来年の春には、その桜の木の下でひとりでも多くの

人が笑顔になれますように」と。




そして最後の挨拶では、

「これからまだ自分は全国ツアーを回ります。ラジオもあります。福島のみなさんが

こんなに元気でがんばっているということを、福島の皆さんの笑顔を、ツアーでも

ラジオでもちゃんと伝えてゆきます。」




最初から最後までなんて完璧な福島への応援!

なんて幸せを感じさせてくれる素敵なライブ!



大げさな同情や共感は、ちゃんと自立してがんばっている人たちにはかえって失礼ですものね。

ステージの上から、まさしく上から目線で多くの言葉で語るなんて、歌い手の方には必要ありません。

でも、歌詞の中にさりげなく励ましの言葉があるステキな曲たちを、

心を軽く明るくしてくれる優しいメロディーの曲たちを、

このチョーおとこまえさんが笑顔を絶やさず歌い続けてくれることこそが、

最高の形の応援であり共感であるのは確かなことです。



ましゃも終始笑顔でしたが、お客さんたちも本当に楽しそうでした。

一緒に歌を口ずさんでいるおじさんたちがいっぱいいるというのが、ましゃライブでは

普通の風景ですが、ここでもやはりいっぱい。

(ましゃと同年代だったら40代なわけで、普通は立派におじさんに見えるわけで。)

歌詞やメロディの多くに、働き盛りの男たちの共感を得るものがあるのでしょうな。



 どんなに寂しい 深い夜でも

 陽はまた昇る 強くやさしく (一曲目の『明日へのマーチ』より)



途中、「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」実行委員長の箭内道彦さんがハッピみたいの?着て

ましゃライブを観ている様子がちょこっと映りました。

実はすごい企画力・実行力の人だったんだなー。(失礼)

「福島に寄付したいから1億円貸してください」って銀行に飛び込んで断られたという

エピソードも微笑ましかったですが、やるときゃやる方なんですね。





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