本日9月5日のgoogleトップがステキすぎる。
そうかー。ご存命だったら65歳。
「Don't Stop Me Now」も、何年経ってもいつ聞いても元気になれる曲ですね。
熱烈なファンというわけではなかったですが、クイーンは中学高校時代の楽しい思い出のひとつです。
レコード(その当時はもちろん)も何枚か持ってましたっけ。
ロックだけどメロディラインやピアノの旋律やコーラスがとても美しくて、
野蛮で凶暴なあたりからは一線を画する上品でアーティスティックなかほりがありました。
(野蛮で凶暴なあたりも好きだったけど。)
さてさて、本日はましゃ表紙の「AERA」を入手。
震災を機に感じたことを少しだけど語っておられます。
インタビューの掲載は、本人の言葉をそのまま載せる部分と、
インタビュアーが言葉の一部分を引用しながら解説してくれる部分とがありますが、
ましゃのように話し方がとても上手で、その言葉だけで十分に伝えられる人の場合は、
インタビュアーによる短い補足ですら、ちょっと邪魔に感じられたりします。
とてもステキにまとめてくれているのだけどね。
あの口調のまんま全文載っけてくれたらもっといいかも、と思ったり。
これほど、もともとわかりやすい人であるにもかかわらず、
さらに「もっとはっきり言葉を届けていこう」と、今回の震災をきっかけに思われたそうです。
先先週のラジオでも同じようなことをおっしゃってました。
言わなくてもこんなことはわかってもらえるだろうと思ってたけど、やっぱりちゃんと言わないと
わかってもらえない、って。
AERAでは、
「1990年代は、むしろはっきり言うことが好きじゃなくて、擬人化とか、
間接的に行間を読んでもらうような歌詞を好んで書いてました。だけど曖昧で詩的な表現、
たとえば「虹を追いかけて」「あの空のむこうへ」みたいな歌詞は、今は何か違うように思うんです。
より視覚的に、はっきり言葉を届けていこうというのが、2011年以降の僕、なのかもしれない。」
そうかー。
わたしには以前の曲も、詩的ではあっても曖昧とは感じられませんでしたが。
詩的でありながら視覚的でもあり、意思も感情もちゃんと伝わってきたけどなー。
でも、「はっきり伝える」という決意には逃げ道がないよね。潔いよね。
曖昧な言葉でどうにでも解釈できて、あとでどうにでも言い訳できるのと正反対だものね。
「はっきり言葉を届ける」とはおっしゃりつつも、
「わかり合うことイコール人間関係のゴールだと、僕は思わない。
彼女に「あなたのこと、私なんでもわかってるわよ。私は理解者よ」と言われたら、
たぶん相当うっとうしい(笑)。」
って言うましゃが大好きです。
わたしも、そんな人がいたら激しくうっとおしい。っつーか怖い。
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