| 2011年06月04日(土) |
「プリンセス トヨトミ」 |
これを観てきた日に『全国初の「君が代起立条例」可決。大阪府議会。』なんて
ニュースがあると、なんか面白いですね。
大阪国の国家も君が代なの? なんてね。
堤真一氏は大好きだし、綾瀬はるか嬢はマイラブ咲ちゃんだし、美しい岡田将生くんもいるし。
ということで、キャストに惹かれたというのが一番の理由ですが、
大阪はひそかに独立国家だったという設定にも、面白いファンタジーを期待したわけですが。
いやいや、面白かったですよ。
色々と謎めいていた中盤あたりまでは。
「ミラクル鳥居」な咲ちゃん、じゃなくて綾瀬はるか嬢はビジュアル的にもムードメイカー的にも
終始一貫してほっこりとなごませてくれましたし。
ただ、大阪が全停止してからはツッコミどころが満載すぎる上に
それが収束するまでのいきさつもどーにも弱くてちょっと残念。
あちらこちらに面白そうな伏線がいっぱいあったように思えたのに、
放置されたまま終わってしまったような気がするのももったいない。
玉木宏がたこ焼き屋のあんちゃんだったら、きっとこの人何かやってくれるのね、って
思うよね普通。でも最後の最後まで、ただのたこやき屋のあんちゃんだったよ!いいのかそれで!
一番面白かったのは最後のシーンでしたかも。
豊臣家の血筋を守ったご先祖と大阪国を守ったその子孫。
時代を超えるロマンを感じさせた一瞬でした。
さ、来週のレディースデーには海賊さんを観に行こう!
その後も観たい作品がいっぱいですよ。
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