| 2010年10月15日(金) |
「医龍3」/「大奥」 |
まずは「医龍3」
オープニングからいきなりサダヲちゃんに死亡フラグが立つという
予想外の展開に、どうにも落ち着かない2時間でしたよまったく。
これで本当に殺されたら「詐欺だばかやろーーーー!」と大声で叫び、
2話以降の視聴意欲は大きくそがれたに違いないと思ったのはわたしだけではあるまい。
あのトラウマ抱えた金髪化け猫のちょーらぶりーな天才麻酔医を、
どんな大人の事情があるか存じませんが(いや、舞台があるのはよーく知ってる)、
初回だけの客寄せパンダに使うなんざぁ許せねえ。
ま、誰がどっちに転んでもおかしくない展開ですから、
これからもハラハラどきどきで観続けるのです。
いやー、裏切りませんねー、医龍。
楽しいわ♪
おなじみの面々が登場するたびに、ついつい「キターーーー!」と叫び、
おなじみの口調や動作が出るたびに「デターーー!」と歓喜する。
水戸黄門やドラえもん並みに気持ちの良いお約束満載のドラマですよ。(その並びはわかりずらい)
朝田、荒瀬、加藤のカッコよさ、伊集院、木原の和ませキャラ、鬼頭の迫力、
この方の丁寧な解説と図解がなくてはなーんもわからんのです、な藤吉。
そして、ありえないほどのしぶとさと気持ち悪さで今回もヒールの頂上に立つ野口。
本当にこの人の醸し出す気持ち悪さは絶品だわ。
アロワナの登場をもって、全員がこの男の復活を知る、なんてのもさすがです。
アロワナに罪はないけどね。野口憎けりゃアロワナまで憎し。
「メディカルツーリズム」というのは、つい最近知ったばかりですが(ニュースでやってた)、
難解な手術や最先端医療などに加え、こういう国際的な問題も絡めてゆくのですね。
楽しみ。
さ、ということで今日は「大奥」を観てきました。
あんまり出番ないのだろうなー、と思いつつもサダヲちゃん目当てで。
おかげさまで思ったよりちょこちょこ出てくれて、ニノとの絡みもとてもヨカッタ。
杉下の場面で一番好きなのは、水野が垣添に「思い出」を作ってあげた時、
それを見ていた杉下が最高に可笑しそうに笑っていたとこ。
他の皆さんが長身イケメン達な中、このふたりのちんまりしたツーショはバランスが良かったし。
ニノ水野は最初、ビジュアルや体型が子どもにしか見えなくて、
ちょっと色々痛々しく感じたのですが、それはたぶんわたしがこの10ヶ月、
毎週観ていた時代劇の登場人物がやたら中高年だったせいもあるのだろう。
お話が終わる頃には、武士の心意気をしっかり持った気風のいいあんちゃん、に見えましてよ。
でもやはり、一番のオトコマエは柴咲吉宗でしょう。
最初から最後までオトコマエすぎる。上様カッコイイっす!
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