| 2010年10月13日(水) |
最近うっすら涙したこと |
その1 福山が龍馬さんの一生を終えてしまったこと
撮影終了の第一報を目にした時点で、じんわり涙が込み上げてきました。
去年の秋に龍馬さんの撮影が始まったときは、これで1年間はミュージシャン福山とはお別れだわ、
などと寂しく思ったのに、その1年間の早かったこと。
龍馬さんの間もずっとミュージシャンでいてくれたので、それは全く寂しくなかったけど、
もう福山が龍馬さんを演じることはないのだろうな、と思うと、本当に本当に寂しい。
その2 ドラマ「塀の中の中学校」
オダギリジョーが出るのと、脚本が内館牧子だということで観てみようと思い、
片付けしながら見、を始めたのですが、気づけばTVの前に正座でだーだー泣いておりましたよ。
いいドラマでしたー。脚本も素晴らしいし役者陣も素晴らしかった。
「塀の中」モノは結構ありますが、それらとは一線を画す新鮮なアプローチでした。
先生役のオダジョー、やっぱりイイっすね! 髪短くしてヒゲもない、ふつーの格好をすると、
普通以上にカッコイイ。演技もウルサクなくて、落ち着いたイイ雰囲気を常に醸し出してくれます。
そしてまた、受刑者役の渡辺謙と大滝秀治が素敵すぎてどうしたらよいのやら!
謙さんが息子からの差し入れの「よたかの星」を読めるようになったくだりとか、号泣ですよ。
大滝秀治氏にいたっては、どのシーンも素晴らしすぎて、そこに居てくれるだけで泣けてくる。
「女優がひとりも出てこない」ことは、見終わってからTV誌を見て初めて気づいたのですが、
女優とか華とか無くても全然気にならないほど面白かったです。
その3 チリ落盤事故、ひとり目救出成功
お父さんがもうすぐ出てくる! とわかって、
それまで緊張していた子どもが泣き出したところでもうダメです。泣くなという方が無理っす。
救出のための様々な技術や支援が、世界中から寄せられたのだろうと思うと、
やはり今の人類すごい! 文明すごい! 世界平和万歳! という気持ちになります。
もちろん、美談ばかりなわけではないでしょうが。
さてどうやって助けるか、という技術ももさることながら、
外界からまったく遮断された狭い密閉空間の中で何人もが過ごせるノウハウの提供のために、
すぐにNASAが動いたと聞いたときには、ちょっと感動しましたね。
上空数百キロにある宇宙ステーションと地下700メートルの密閉空間、
考えて見りゃ同じ条件じゃん、と、いったい誰が一番最初に気づいてくれたのだ!
凄い。凄すぎる! 科学技術万歳!
いい話やせつない話であっちもこっちも泣かせてくれますこと。
緊張して必死になっている時は、涙なんて流しているヒマはありませんから、
自分以外のことで涙もろくなっていられるのは、それだけ日々が穏やかなのだろうな、
なんて思ったり。
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