| 2010年10月09日(土) |
堂本光一「BPM」@横アリ |
8日の横アリ初日(でも追加公演)を観てまいりました。
立ち見のCブロど正面で、ここからだとやっぱり横アリ広いんだなー、と思わせる遠さでしたが、
とにかくすべてが美しくて、カッコよくて、大満足のステージでした。
オープニングから、横アリの天井いっぱいに星が煌いていて、
ステージ上空も星がいっぱいで、その星空の中から、美しいバラードと共に王子登場。
あの星空の美しさにも全く負けないビジュアルが凄いよね。
イイ感じに髪を切られていて、耳が見えるのもカワイらし。
王様というにはカワイらしすぎるのだが、王子というにはその描き出す世界はあまりに完成度が高く、
何よりもあのゴールド&ゴージャスな丈の長い王様風衣装を、あれほど美しく着こなされますと、
王子からいつの間にか立派な王者になられてしまった・・・としか思えず。
これでもかこれでもかと纏って肌を隠しても美しいが、
ボンデージ風に肌を露出されましても、鍛えられた筋肉の肩や二の腕がなめらかに
動く様子がよくわかって、これはこれで大変な眼福。
お顔、身体、衣装、が美しいでしょ。
ダンスの動きもやわらかく力強く、シャープでカッコよくて美しいでしょ。
天井いっぱいの電飾も、
去年初めて観た空中浮遊する電飾の美しさも、さらにパワーアップしてるでしょ。
いったいどれだけの色と動きの種類があるのだろう、と思わせる最高の照明デザインも、
レーザーの描く模様も、ステージ上方と後方のLED画面の映像も美しいでしょ。
光一さんの作る曲は、曲だけで聴いてもみょーに中毒性があるというか、まさしくaddictedな
魅力があるのですが、そのひとつひとつの曲を、これらすべての美しさで、これ以上はムリっしょ!
という最高の世界に作り上げている、というのがこの人のステージです。
なんだろね、ほんと、凡人には笑っちゃうしかないくらい、才能豊かな方ですわ。
曲の間は「エンターテイナーの王者」なのに、
MCになるといきなりそこいらのおじーちゃんっぽくなってしまうのも最高っすよね!
MAとMADを交えたMCも本当に楽しかった。
SHOCKの裏話は特に、こちらもすべての場面を知ってるだけに、「あの場面でそんなことが!」とか
「あのセリフを言いながらそんなことを思っていたのね!」なんてことを、実際の動き付きで
やってくれるのが最高に面白くてー。
「この一年は気づけばずっとステージの上にいた気がする」と光一さん。でも、自分にはそれが幸せだし
楽しいし、そもそも、楽しいからこの仕事をやっている、とおっしゃる様子が大変にオトコマエでした。
MADも本当にこのツアーが楽しいそうで、「もっともっとずっとやっていたい。終わりたくない」と。
そう。その最高に楽しいステージを作り上げているのがこの人なんだよ。(言われなくてもわかっとる。)
光一さんのやっていることに、楽なことはひとつもないはずですが、それでも楽しいというのは、
「楽」なのと「楽しい」というのは全く別だということですね。
大変だし辛いけど、それでも楽しいからがんばってしまう。お客さんが嬉しそうに幸せそうにしているのを
観るのが最高に幸せだからがんばってしまう。
エンターテイナーとしてステージに立つことが、やはり光一さんの天職なのだわ。
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