| 2010年10月04日(月) |
「龍馬伝」第四十話『清風亭の対決』 |
見ごたえありましたねー!
ましゃラジオで「対談のシーンは18分の長回しで撮影」と聞いていたので、
後藤と龍馬のふたりだけの動かない地味な画かも、などと思っていたわたくしをお許しください。
あのヌラヌラぎとぎとした独特の雰囲気を持つ後藤と、
あらゆる面でスキのない龍馬との一騎打ちは素晴らしかった。
龍馬の見事な人心掌握術に、すっかり魅せられてしまいましたよ。
斬新な提案を、わかりやすい理詰めで後藤に納得させてゆく。
時に感情的に上手にゆさぶりをかけ、命がけの気迫と真摯な想いを込めながら、
最終的には社中の立場も土佐藩と対等に持ち込み、ウィンウィンのお手本のような協力体制を成立させる。
薩長を結びつけた時とは比べ物にならないほど、
ネゴシエイターとしての龍馬の手腕は格段に上がっておりますね。
龍馬さんカッコよすぎ!
後藤さんやっぱりぎとぎとヌラヌラしすぎ!(でも役的に大成功)
龍馬と後藤、それを取り囲む双方の部下や仲間の緊迫した様子に加え、
弥太郎とお元の表情もアクセントになってとても面白かったです。
腹の据わったお元ですら、あまりの展開にぽっかーんとあっけにとられているし、
弥太郎はいつものように、自分の置かれた状況の過酷さやわけわからなさに涙目になりつつ、
結局はまた龍馬の大活躍を目の当たりにして「なんで龍馬ばかり」と、憧れと妬みで歯ぎしり、みたいな。
っつーかもう、今に始まったことではありませんが、誰も彼も、鼻から口からいろいろ出し過ぎです。
やたちゃんは並外れてきちゃないっすよ。これをもう40回も見てきたのかー。(汚さにもふと懐かしさが。)
ではその他のツボ&ツッコミ。
・お龍ちゃんピストル持ったまま抱きつかないでー。
・着流しで髪を後ろに束ねた、くつろぎ龍馬さんはいつ見てもステキ。
・小曽根乾堂さんの独特なしゃべり方
・高杉さんの療養姿がなんとも哀しい。あんなにカッコイイのに!
・スッポンは誰が捌くんじゃい。
・いつ見ても迫力の容堂公。潮が満ちる前から容堂公の杯にはいつもなみなみと。
・後藤の面前で、小曽根さんとお慶さんのポーカーフェイス頂上決戦
・鼻がぶつかるほど顔を近づける必要がどこにあるんだ弥太郎とお元
・世の中が本当にひっくり返りそうな気配にワクワクのお元
・龍馬さんキター! 覗き込むように「やたろ♪」キター!
・龍馬さんを二度見する弥太郎キター! 弥太郎のお笑いっぽい動きも久々だわー。
・「まっこと、恐れを知らん男じゃの、おんしは。」
「誰かに畏れ入っちゅうヒマは無いですき。」 うわぁぁぁ 龍馬さんカッコよすぎ。
・これから最終話まで「龍馬暗殺まで○カ月」と言い続けるのでしょうか。やーめーてー。
来週は粛々と高杉さんにお別れをいたしましょ。あの最高にカッコイイ高杉さんに!
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