| 2010年07月22日(木) |
2010夏・今期のドラマ |
ここ数日、身の危険を感じるほどの暑さでございます。
どちらさまもご無事でお過ごしでしょうか。
「今日の最高気温は」なんつっても、それは百葉箱の中のように、
直射日光も照り返しの光も当たらず、通風もそこそこあって熱がこもらず、な場所での
測定で38度とかおっしゃってるわけでございましょ?
実際の生活環境は、直射日光あたりまくりの、アスファルトに反射しまくりの、風なんて吹かずの、
むしろ室外機の熱風吹きまくりの、という場所なわけですから、
どこでも40度なんてかるーく超えているのではなかろーかと。
ありえん。
最寄の駅から帰る道すがら、葬儀社の看板がたまに立っているのだけど(「○○家ご葬儀」というお知らせの看板)
普段は多くても3軒くらいなのに、昨日は8軒のお名前が書かれていましたよ。
この猛暑と全く無関係とは思えませんことよ。
屋外でお仕事なさる方々は、くれぐれもお気をつけくださいませ。
さて、とりあえず初回と2回目くらいを見た今期のドラマで、
これからも見続けそうなのは以下のとおりです。
「うぬぼれ刑事」
うぬぼれ君の暑苦しさ最高! うぬぼれと父のやりとりが好きです。
長瀬くんはクドカン作品には本当によく馴染むなー。
できればもうちょっと斗真の出番をふやしていただきたい。
「ジョーカー 許されざる捜査官」
頼まれなくても自己判断で恨み晴らしちゃう今どきの必殺仕事人ですね。
第一話の犯人はさすがに抹殺されて当然、と思えるほどの最悪さがありましたが、
第二話はそれほどでもなかったかなー。
ヒドい犯人でないと主人公はただの殺人常習者ってだけになってしまいますな。
「逃亡弁護士」
逃亡する先々で、弁護士の知識を生かして人助けをする状況になっているというのが面白いです。
ほぼ一話完結だけどメインの謎解きは最終話まで続く、というパターンのドラマが多いですが、
飽きさせないための上手な手法ですね。その分、ゲスト出演者が誰かで視聴意欲は大きく変わりますが。
「GM〜踊れドクター」
見た目は清潔感あふれるオトコマエさんで、姿勢も動きも言葉も決して崩れることなくきちんとしていて、
いついかなる時も全身からみょーに余裕しゃくしゃくなオーラが出ているにもかかわらわず!
その中身はどこか世の中と乖離しているような天然な面白さがなんとも魅力的です。
必殺仕事人のヒガシは本当に当たり役だと思いましたが、
元アイドルの踊れるドクターというのも最高にお似合い。
ヒガシの動きはキレがあるけどウルサくないのですよねー。
ウルサいとそれだけでなぜかアホに見えるという損なことになるけど(あくまでも個人的な印象)、
ファイヤー後藤さんは踊りながら病名を推理したりしてもふつーに賢そうだし。(いや充分にヘンではあるけど)
大倉くんは踊らないのだろうか。
「夏の恋は虹色に輝く」
冒頭からシャワーとかお着替えとか、どんだけあからさまな「つかみ」を狙っているのだか。
眼福だから全然OKですが!
しかし第一話で一番印象に残ったのは大雅が詩織にくらった説経。
「さっきから聞いてれば『俺は!俺は!俺俺俺!』俺だらけ! 俺ばっか!
アンタの気持ちなんか誰にもわかるわけないでしょ。
あなたの仕事がうまくいかないのはあなたの問題。それを、自分の力をさしおいて全部まわりのせいにして。
自分だけ被害者ぶるのはもうやめなさいよ!」
詩織ちゃんぶらぼー!
自分のまわりの被害者ぶりっこに、ハッキリこう言ってやりたいという人は多いはずですから。
大雅ならきっと、オトコマエな姐さんの忠告にちゃんと耳を傾け、
ご自身もオトコマエに成長してゆかれることでしょう。
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