今日のおたけび または つぶやき

2005年10月01日(土)  生翼体験記その2


我が家はNHKの受信料はちゃんと払っておりまして、

もちろん衛星放送受信料込みで払っておりますの。


そしたらねー、ヒドイんだぜ。

我が家はマンション住まいで、3階建てに21軒が入っているのですが

衛星放送受信料を払っているのはうちだけなんですわ。

いくら住所がひとつだからって、なんで我が家だけが、

しかも衛星放送なんて「少年倶楽部」くらいしか観ない(威張れねぇ)

我が家が代表して払わねばならぬのだ。

NHKさん、ちゃんとお仕事してください。



なんてことを今だけは言えない。 >言ってるじゃねーか

翼に会わせてもらった大恩あるNHKに

そんなことは言えない。




さて、昨日の続きですが、

「スタジオパークからこんにちは」という番組、

ゲスト登場のときは、スタジオの外に花道を作って、

ゲストはそこを通ってスタジオに入って来るんですって。

(見たことないので知りませんでした)



スタジオの外では、花道の両側ももちろんすっごい人だかりで、

その花道をスタッフが「握手を求めたり触ったりしないでください」みたいな

注意点を書いたプラカードを高々と掲げて、行ったり来たりしてましたわ。

そうそう。踊り子さんにはお手をお触れになりませんよう。 



踊らないけどね。歌いもしないし。

『ハルとナツ』というドラマの番宣で来たのですから。



というわけで、いつ入ってくるのかなー、と、外の花道の方ばかり見ていたら、

いきなりスタジオ内部に翼が出現。

ゲストが座るソファの後ろに扉があって、

スタッフが忙しく出入りしていたので、物置だとばかり思っていたのですが、

そこからいきなり現れました。



そっちから出て来るんかーい。

びびびびびっくりするではないかー。




で、スタジオを一旦出て花道の始点まで歩き、

そこから改めて、番組開始と共に花道をアナウンサーさんたちと歩いて、

スタジオに入って来ました。

だから、花道にいた人たちは、翼が往復する場面を観られたわけですね。



間近を通り過ぎた翼の、くっきりはっきりしたキレイなお顔が

意外に色黒だったので、左隣のお嬢さんに

「結構日焼けしてるのですね」と言ったら

「そうなんですよ。タッキーが色白だからそれがよく目立ってしまって。

でもカッコイイですよね。」


と、優しく答えていただきました。う、嬉しかったっす。



シルバーの小ぶりなボタンが素敵なシンプルな白シャツに

ダメージジーンズがとてもよく似合う、さわやかで精悍な青年でしたわ。

でも、突き抜けた精悍さではなく、ほどよく精悍な感じがたまらんとです。



基本的に胡散臭いのが好きなはずなのですが、精悍な男も好きだったんだな。

思えば、剛さんも十代の頃は精悍なお顔立ちだったものな。(遠い目)

剛さんがどんどん胡散臭くなり、男の子にも女の子にも見えるようになり、

それでも剛さんを好きなまんまだったから、

本来は精悍な男が好きだったということを、忘れていただけなのかもな。



小さいクロスのペンダントが揺れている胸元が大きく開いていたので、

ついついお顔と胸元を視線が往復してしまったことをお許しください。

どこに目をやってもキレイでしたけどね。

ええ。所詮変態ですから。どーせ変態ですから。 >いきなり卑屈



全身から遠慮がちな雰囲気を醸し出し、めっちゃシャイな笑顔。

いいね。照れてる男は素敵だね。可愛くて色っぽいね。

24時間照れてても、仕事はきっちりする男はカッコイイよね。



そのスレンダーでおしゃれな全身と整ったお顔を、

すぐ近くで観れたのも嬉しかったけれど、何よりも嬉しかったのは、

マイクを通さない生の声を聞けたことでして。



しみじみ声フェチな私でございます。

あのオトコマエな心意気と絶世の美貌の光一さんですら、

一番素敵だと思うのはあの声ですから。

しみじみ聞きたいよなー。光一さんの素敵な声をマイクを通さずに。



翼の低音の話し声も昔から大好きなのですが、

渡邉あゆみアナにも、その低音の声の良さを指摘されてましたわ。

翼 「寝起きに電話をすると、脅迫電話と間違われる」

ほどの低音だそうです。

素敵だよ、その低音。

目を閉じて、声だけに集中したいくらいでした。



で、「ハルとナツ」や、十代の頃に出演した大河ドラマのこととか、

尊敬する先輩たち(ヒガシ&中村勘三郎氏)、家族、ひとり暮らし、相方のことなど、

いろーんな話をして、「料理が好き」ということで手巻き寿司の実演までして、

45分間の収録は終わったのでした。



そうそう。「最近男っぽくなった」と、よく言われるんですって。

その理由は何だと思いますか? と聞かれて、

「一時期、眉毛をすごく細くしたことがあるのですが、

最近は全くいじらなくなって。生やしっぱなしでヒドイことになってます。

髪も黒いまんまでいいや、と、こんななので、そのせいもあるのかな、と。」




うん。まんまでカッコイイからね。

眉もいじらなくて全然OKです。キレイな眉だよ。


そしたら渡邉アナ「左の眉も見せていただけます?」って。(左は髪に隠れて見えなかったので)

右の眉だけで充分想像はつくと思うのだが、

左だけ細くなってるなんてこともないとは思うのだが、

この不思議なリクエストにも、翼は素直に前髪を上げてみせて、

しっかりしたキレイな両眉をご披露してくれました。



近くで見て意外に男っぽさを感じたのはでしたわ。

お顔が小さいからよけいにそう見えるのかもしれないけど、

手ががっしりと大きくて、男っぽい手をしているんだなー、と。



翼を見ていつも感じるのは「バランスの良さ」なのです。


愛しい堂本さんたちも、すさまじいバランス感覚で

綱渡り場面を何度も乗り切ってこられましたが、

基本的に繊細でアーティスティックな剛さんはとてもいびつだったり偏っていたり、

生き方としてはかなり危うい、きわどい印象を受けることが多いです。

その危うさが魅力なんだけどね。



光一さんはお仕事に関しては、妥協なく徹底的に詰めて、

さらにソツのない気配りができる方なので

たいていのことを非常にバランスよくまとめられる方ですね。

でも、基本はオタクで頑固ですから、本当は中庸よりは極端が性に合うのではないかと。



そんなふたりを追っているうちに

私も相当いびつな人間になってしまいましたが。
 

>人のせいにしてはいけない



そんな自分から翼を見ると、ビジュアルといい言動といい、

計算されていないバランスの良さを感じて、すっごく心地よいのですわ。

計算しつくして最高のバランスに持っていくというのも素晴らしいけど、

天性のバランスの良さというのも財産だからね。



このままいろいろな経験を積んで、どんどんイイ男になっていただきたいです。



つばさ、貴重なご縁をどうもありがとう。

いや、キミが呼んでくれた、なんておこがましいことは言わないけどさ。

ただただ、ありがとう。



せっかくこんな近くにいられるんだから、と

一生懸命「ありがとう」の念は送ったんだけどさ。

でも、「ありがとうつばさ。ありがとうね・・・。うぅ・・好きだこの男・・。」と

邪念が入るので、しっかり送れなかったかも。

っつーか、そもそも念力とか全くないヤツが何やってんだか。

でも、感謝の気持ちはいっぱいお送りしたかったのよー。



収録が終わると、翼は立ち上がってガラスの近くまで来て

やっぱりシャイな笑顔で、ガラスの外にいるたくさんの人たちにも、

手を振って、出てきた時と同じようにソファの後ろの扉に消えていきました。




終了と同時に、わたくし、キリキリと胃が痛み出しましてね。

もうさぁ、気づかないうちにどんだけ緊張していたんだか、って感じですよ。

中学生の初デートでもなかろーに。

ハルカリのユカリちゃんの言ってることはウソじゃないです。

いやいや。ユカリちゃん出演者でわたしは観覧者なのに、

観覧者の分際でなんで胃を痛くしてやがるんだ、と自分にツッコミでございます。



その、痛む胃を抱えつつ、「カッコよかったねー」と、

となり近所のみなさんとスタジオを出ようとしたところ、

背後から聞こえる渡邉あゆみアナの声。



「お疲れさまでした。もう皆さん一生分の運を使い果たしたという感じですか?

これから、スタジオの外に、羨望と嫉妬うずまく中に、出て行かれるのですね。」




いやー。さすが人生経験いろいろ積んでいらっしゃる渡邉アナ。

気がつくと名前が何度か変わっていらして、でもその度にそれを正々堂々公表して

お仕事続けられてて、潔かったですものね。

才色兼備のご本人こそ、羨望も嫉妬も、「それみたことか」みたいな侮蔑も、

たくさん乗り越えられてきたに違いないのですわ。



何とこの日は、別のスタジオで「義経」のクランクアップのシーンを撮影中だったようで、

しかも翼の収録と時間がカブッていたようで、

ガラスの外の皆さんは、終了と同時に一斉にタッキーのいるスタジオの方に

移動を開始されたので、羨望も嫉妬もしている暇はなかったようですよ。



私も、せっかくだから見学してから帰ろうと思って、

スタジオパークの中の見学コースを全部歩き、タッキーのスタジオの方にも

行ってみましたが、これがもうどうしようもないほどの人だかり。

スタジオの中なんて全く見えなかったので、

モニターだけ少し見て帰りました。(タッキー映ってなかったけど)



これからも受信料は払わせていただきますから。





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