ひとりラジオの光一さんのしゃべり方は、本当につまらなそーで、なげやりで、
そのわかりやすさが実に愛しいのでございます。
そりゃそうだよな。
絶妙なフォローや突っ込みもなけりゃ、
お買い物はスーパーと熱帯魚やさんがほとんどの、相方の日常生活のお話も聞けないし、
コーヒーショップの男女共同トイレでの面白い体験も聞けないしさ。
首根っこつかまえて頭を撫でまわしたくなるような(光一さんはどうか知らんが、わたしがやりたい)
めっちゃ可愛らしく、且つ脱力する「ふぁ(あくびでお返事)」なんてのもないんだものね。
でも光ちゃんはひとりでがんばる。
きんきさんを空港で見かけたが、搭乗口にはふたり別々に来ていたようなので、移動は別行動なのですか?
というお便りに対し、丁寧にもありえないふたりの会話を演じ、ひとり芝居でお答えする光一さん。
「ほら、搭乗始まったよ、一緒に行こうよ、つよしぃ〜」
「うん!」
・・ははははは。んな、アホな、ははは・・・
「オマエ先入れよ・・」
「いや、いいよぉ・・オマエ先入れよ・・」
「いいよぉ。・・ほらぁ ・・早くチケット、早く入れなよ」
「いいよ、オマエが行けよ」
「わかったよぉ。」
・・・みたいな? はははは・・・んな、アホな。
そこまでやれとは誰も言っとらん。
っつーか、声が一オクターブくらい高いし、甘すぎる台詞まわしな上に、さらにあり得ない標準語口調。
違和感があるにもほどがありましてよ。
だいたいアナタは、そんなまどろっこしいイチャイチャをする前に、
後ろからひょいと剛さんの腰抱えて、そのまま押し出して行ってしまうに違いないのです。
あるいは、剛さんが自ら動くのをただ黙って見守っているか、でございましょ?
ありえない小芝居なんかやってくれちゃったりすると、かえって、
「ありえねーーーーっ」と叫ばずにはいられなかったが、しっかりあった今までのふたりの
奇跡的な瞬間の数々を強く思い出したりするのだよ。
ふたりの事実は小芝居より奇なり。
そうそう。
ありえないと言えば、最近つばさのソロコンの日程が発表になったのですよ。
9月半ばから11月はじめまで、全国10ヶ所計19公演。
それは大変によろしくて、全然あり得なくないのですが、その中、10月22日になぜか1日だけ
滝翼コン
が組まれておりまして。
ななななな何すか? その摩訶不思議な日程。
しかもその場所が
出雲ドーム。
どどどどど何処っすか? そこは。
調べたら、日本海がとても近かったです。島根県です。出雲空港からさらにバスや電車を乗り継がないと行き着かない。
自分のソロコン真っ最中に、いきなり滝翼コンやらねばならぬ翼、
『義経』がその頃に終わってるのかどうかわかりませぬが、自分のソロコン直前に、いきなり滝翼コンやらねばならぬタッキー。
交通手段を考えるだけでも大変だろう、遠方から駆けつけるファン。
きんきさんを巡り、結構「なんじゃそりゃ〜」な目には合ってきておりますが、
滝翼ファンのご苦労も、お察し申し上げまする。
そして、出雲と言えば出雲大社。
日本最大にして最古の神社・出雲大社は、縁結びで有名だったりするそうで。
そんな場所の近くで滝翼コン。
ひょっとしてあれですか?
「縁結びの神様だそうです。」
「んじゃ、ソロでやるわけにはいかないじゃないの。YOU達一緒にやっちゃいなよ。」
ありえなくもない・・・。
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