♪あかりをつけましょ ぼんぼりに〜♪
ひなまつりですねぇ。
ひな人形、好きだったんだけどなー。
色白の可愛らしい顔も好きだったが、なんと言ってもあのちまちました道具類が大好きで。
三人官女の持ち物をちょっと拝借して、杯にお酒を注ぐ真似したりとか、
お茶道具の棚を飽きずにながめていたりとか、相当遊びました。
結婚してからはマンション住まいで、飾るどころか仕舞っておく場所もなく、
東京の実家に置きっぱなしで、もう10年以上飾ってないのがさびしいです。
ま、せめて部屋に飾る花に桃を加えたりとか、綺麗な和菓子を買ってきたりとか、
その程度で季節を演出しております。
20代の頃は、通勤ルートが地下鉄から会社のビルに地下道で直結していて、
朝、家を出てから最寄駅まで歩く3分間以外は、1日中ずーっと屋内という生活だったので、
季節感なんて本当になかったですわ。
それから比べると、今は季節をそこそこ感じながら生活できているような。
でもさ、舞台とかライブとかの世界は、
日本の伝統芸能でもないかぎり、季節ってあまり関係ないよね。
帝劇の舞台の上、基本的に季節はなかったものね。
最後のあの美しい大桜、あれは冬の終わりと春の始まりのこの季節にふさわしかったけど、
季節を意識したというよりは、散ってもまた次の春には活き活きと芽吹く、
命の強さとつながりをイメージしたものでしょうし。
ライブも、屋内でやる限りは、一歩会場に足を踏み入れたら、そこはもう別世界。
酷暑の夏だろうと、厳寒の冬だろうと、そんなこたぁ全く関係なく、
そこにアナタさえいてくれれば世界は完成するの、みたいな。
季節にふさわしい歌も歌ってくれるけど、
だからその季節をしみじみ感じる、なんてことはあまりないです。
だからなのか何なのか、
ふたりのカレンダーにも季節感ほぼなし。
いいのいいの。
そんなモノ求めたことないです。
1年365日、そこにアナタがいてくれさえすればいいのです。
ほんと大好きですよ、今年のカレンダー。
でもさ、このカレンダーたちは飾る場所を厳密に選ぶよー。
どちらも相当に個性的ですからね。
全く似合わない部屋に飾ったりしたら、
ゴキゲン損ねて、手に手を取って家出しそうなカレンダーたちですよ。
しかも、剛さんのと光一さんのと、まったくテイストが違うから、
これに合う部屋を作ろうと思ったら、
一軒の家の中とは思えないほど違う雰囲気の2部屋が必要です。
っつーか、カレンダーにあわせて部屋を変えようと思う時点ですでにオカシイでしょうか?
>もっとずっと以前からオカシイですから。
ま、剛部屋と光一部屋を作るのが無理となったら、
潔く2つ並べてしまうだな。
あまりの統一感のなさに、
もうどんな無秩序、混沌、カオスな部屋でも大丈夫。
部屋を作りこむ必要もございません。
そんなふたりのカレンダー。
でも、生身のふたりが一緒にいる様子は、
他の誰と一緒にいる時よりも一番しっくりくるのだな。
永遠の謎です。
解き明かす必要もないけど。
|