昨日は、大阪の友人が『ファンタスティポ』と『Endless SHOCK』を観に上京してきたので、
彼女が帝劇に入るまで一緒に過ごすことに。
私にとっては2回目のティポだったのですが、
鯉之掘家の皆さんは相変わらず皆いい味出していて、ハイジもたまらなく素敵。
ハイジの表情豊かな目と、憂いと寂しさと穏やかさが漂う、とても雰囲気のいい佇まい、
ヒゲに覆われているとはいえ本当に綺麗なお顔にうっとりしているうちに、
2時間があっという間に過ぎてしまいます。
早くに失ってしまった母親との関係、ぎくしゃくとした父親との関係を、
ハイジなりに追体験したりやり直したりして、大切な家族と自分を取り戻すハイジ。
大人になっていたことに気づかずにいたり、トムと仲良くなれなかったりで傷つき劣等感を持ちつつも、
トムにもハイジにも、とことん優しいトラジ。
カリスマ社長ながら、そんな愛すべき息子たちを育て上げるのに
いっぱい悩んでいっぱい頑張る金太郎パパ。
あの生活レベルは普通じゃないが、人間的には極めて普通で、愛さずにはいられない素敵な家族です。
でもやっぱり、トムのあの「ずるむけ」のビジュアルが怖いーっ。
ハイジと親しく戯れてるトムは可愛いよ、確かに。
でも、可愛いくて優しいハイジと一緒にいるから可愛いと思えるだけで、やっぱり怖いーっ。
いっそ、全身毛むくじゃらの方がいいんですが。なんであんな中途半端にずるむけているんですか?
そんなことはさておき。
私の憧れる家族は、お馬鹿に見えていざとなるととんでもなく一致団結してがんばる
『クレヨンしんちゃん』の野原一家だったり、
最近では、他人もいっぱい混ざってるけど『ごくせん』の大江戸一家だったりするのですが、
鯉之掘家も確実にエントリーしたな。
エントリーどころか、経済面とビジュアル面を考えると、鯉之掘家がトップだな。
さてさて、ティポを観た後は、渋谷PARCOパート3で開催中のティポ写真展を見て、
そのあとは『正直しんどい』で何回か登場して、剛さんと光一さんのどっちも訪れた
赤坂のアンミラでご飯食べようねー、ということになりました。
例によって、たまーにしか行かない渋谷は私には鬼門で、
PARCOパート3ってどこだっけ? と、しばし迷子に。
パート2を行き過ぎて公園通りをどんどん登ってしまっていたところ、
なんと錦戸亮ちゃんがいるではありませんの。
リョウだーっ 1月に帝劇でお目にかかった亮ちゃんだーっ
と、口には出さずとも目はくぎ付け。
ハンディカメラ持ったスタッフと、もうひとりの男性スタッフに両脇を固められ、
何かを探しているかのようにすごくキョロキョロしながら
早足にNHKホール方面に歩いて行かれました。
ハンディがずっと亮ちゃんを撮っていたから、何かのロケだったのかな。
亮ちゃんが出てる番組をチェックしてないので全然わからんのですが、お仕事中だったようです。
道に迷わなきゃ亮ちゃんに遭遇できなかったんだな、と思うと、自分の方向音痴にちょびっと感謝。
年に1、2回しか行かない渋谷の雑踏の中で、普段さほど気にしていない(ゴメンよ)亮ちゃんを
いきなり見つけてしまえたのは嬉しかったのだが、
私の本命はいつだって剛さんだから。
その剛さんに偶然に会うことは全くないのに、
昔も、たまーに都会に出た時にニノに遭遇したりMAの皆さんに遭遇したり。
なんつーかこの、剛さんと光一さんから確かに遠くはないのだが、
ま、近いといっちゃあ近い人たちなのだが、でもやっぱり全然違うというか、
本命のふたりからびみょーな距離感の人たちにしか遭遇しない自分の境遇に
嬉しくもあり哀しくもあり。 ・・・ははは(泣笑)
そんな亮ちゃん遭遇事件で渋谷滞在時間がちょっと予定をオーバーしたものの、無事に写真展も観て、
さらに赤坂でも少し迷って、アンミラでお昼ご飯を食べたのは3時過ぎになってしまいましたわ。
いっぱい歩かせてしまってスマン、友よ。
アンミラでは、他の席もいくつも空いていたし
「剛さんが座った席がいいです」なんて言ったわけでもないのに、
当たり前のように、さっさとその見慣れた席(禁煙席でした)に案内されてしまったマダム二人連れ。
わたしら、そんなに剛さん好き好きオーラを出していたのでしょうか?
別にティポグッズ持ってたわけでも、ジャニーズショップの袋抱えていたわけでもないのに。
でも、後で店内見回してみてわかったのだけど、
ほとんどビジネスマン風の男性客しかいなかったのだ。特に喫煙席の方には。
こりゃ、女性グループ客が来たらもう、とりあえずそこに座らせておけ、という
マニュアルになっているのだな、と。
ありがと、アンミラ。それは正解だと思うよ。
その後、もう1軒『しんどい』に登場したカフェに寄り、
友人を帝劇に送り届け、私は帝劇の外からガラス越しに未練たらしくロビーを覗いて
「座長、今日もご無事で」と念を送り、帰途に着いたのでした。
うん。きんきファンとして正しい遊び方をした1日だったと思うよ。
いっぱい歩いてつきあってくれた友よ、本当にありがとう。
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