2004年 [si:] の夏、幸せに包まれて閉幕。
あぁ、終わってしまった・・・。
剛さんの歌にどっぷりと身をゆだねることができた、
最高に幸せだった夏が終ってしまった。
オーラスの5日、剛さんは最初から最後まで本当に幸せそうで、
MCの内容も
「色々あったけど、バンドメンバーと出会えて一緒に仕事ができて、自分がいかに幸せか」
ということがほとんど。
で、自分が受けた幸せを、今日来てくださってるお客さんたちに隅々まで歌として投げるので
とにかくそれを感じてほしい、と。
なんやかんや語るより、とにかく歌を歌いたい、それを全身全霊で聴いて欲しい、ということで、
MCもとても短めでした。
剛さんは、歌いながらたぶん、ところどころグッときていたようではあるのですが、
泣くようなことはありませんでしたわ。
バンドメンバーの皆さん(特に男性)に涙もろい方が多いらしく、
リハから泣いてる人が何人もいたのですって。ダンサーさんたちもリハから泣いてたそうな。
サスケさんなんかは、汗拭いてるのか涙ふいてるのかどっち? みたいに
顔中ぐしゃぐしゃに拭きまくってる時がありましたし。
だから剛さんも、自分が泣いちゃったら後ろもボロボロになるんちゃうか、と思って堪えたのだと思うよ。
ダブルアンコールの前にバンドメンバーの皆さんから色紙と花束をもらったときも、
「生きててよかったメッセージが、いっぱい書いてある」
って、言いながらも
「僕はこんなことくらいでは泣きませんから」
って言ってましたもの。
この愛しい愛しいつよがり、
バケツで目薬掛けたろかーーーっっっ!!!
光一さんと剛さんが一緒の時は、客はいっつもおいてけぼりなんだけど、
光一さんがいなくても、やっぱり客はおいてけぼりでしたわ。
ものすごく嬉しそうな笑顔を見せるのも、メンバーの方を向いた時ばかりなんだもん。
でも。
そんなアナタを観てて最高に幸せでした。
憎しみも伝染するものだが、愛も伝染するのだよ。
ステージの上が最高に暖かくて素敵な雰囲気だから、会場中にそれが伝わっていく。
音や歌声でそれが広がっていく。
ダブルアンコールで、
まるでストリートライブのようなアコギと簡単なリズム楽器やピアニカのようなものだけで
『この恋、眠ろう』を歌ってくれたのだけど、音がシンプルなだけに、
メンバー全員の気持ちがストレートに伝わってくるようで、本当に素敵でした。
「愛してる。大丈夫。今はこの僕、眠ろう。」
ソロライブをやり遂げて、一番ぴったりな気持ちだったのだろうね。
2曲めは、バンドメンバーを自分の前にぐるりと座らせて、剛さんだけアコギ一本で弾き語り。
「ん〜と〜。 ん〜と〜。」って、何の曲にしようかくるくるお目目でしばらく考えていた剛さんが
可愛らしすぎでした。
で、「今ここにいる皆さんたちに、気持ちを込めて歌います」って『スクリーン』を。
あんなにいっぱい歌って喉だってお疲れだろうに、すごく繊細に優しく歌ってくれましたわ。
「いつも迷わず、僕の胸に帰っておいで。嘘はないから。」
うん。(号泣しつつ) >オマエじゃねーよ
で、最後に
「ファンの皆さんはどう思ってるかわかりませんが、
バンドの皆さんは、今日が最後だとは思ってない、と言ってます」ということで、
明日の夜も一緒に飲むんですって。
いいなー。いいなー。
こんな素敵な時間を本当にありがとう。
ゆっくり休んでくださいませね。
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