せらび c'est la vie |目次|昨日|翌日|
みぃ
ここのところ、俄かに忙しくなってしまって、一日がどんどん過ぎていく。 職探しというのを久し振りにやっているのだけれども、これはまた随分慌しいものである。 これを期に、新しく名刺を作成したり履歴書を書き直したりなどして備えているのだが、実は名刺が手元に無いのに人に会う機会が相次いで、折角のネットワークの機会も台無しであるという事が判明したので、先日大急ぎで新たに作成した次第である。 中途半端な時期に注文するので、自分で所属団体付きの印刷会社のウェブサイト上でロゴをアップロードして、それを上手い具合に所定のテンプレートに載っけて作る。このロゴのサイズ合わせというのに思いの他時間が掛かったけれども、何とか上手い具合に出来上がったので、一安心である。 こんな面倒な作業、向こうでやってくれればいいのに。 問題は履歴書作成である。 これは日本の一般的な「履歴書」というやつとは少々様子が違っている。この国の法律で、例えば性別だとか生年月日だとか出生地だとかいった、自力で変更が利かない事項に関しては記入出来ない、若しくは問われない事になっている。当然、自分の写真を貼り付ける必要は無い。 それから、これはワタシのような高等教育機関に幾つか行った人間の場合に限るかも知れないが、大学以降の履歴が主であって、それより以前の教育機関に付いて記す必要は無い。何処の小学校へ通ったかなどという情報は、現在のその人の業務執行能力には、余り関連が無い。 そして、職歴や学歴を只順繰りに書き連ねるのではなくて、どういった業務内容に従事したのか、どういった学位や専門分野の経験があるのか、などの事柄を二三書き付けるのが習いになっている。それも只書けば良いというのではなくて、自分をより良くアピール出来る様に心掛けて、相応の表現を取り入れた文章でなければならない。 ワタシの場合、職務経験に少々の空白があるので、それを埋めるべく、細工をする必要がある。それで、課外活動的な経験も含めて、見栄えの向上を計ろうという趣向である。 などという事を考えながら何度も書き直したりするので、随分手間である。 今日は新規に就職活動をする若者向けに、そのような事柄についての講習会のようなものが開催予定であったので、ワタシも若作りしてそれに潜り込む予定であったのだが、直前に取り止めになってしまったので、残念である。 しかし、同僚らが二三パーティを予定しているので、そちらに出掛ける事にする。何しろ、ネットワーク作りは欠かせないからね。と言って、遊びに出掛ける口実にする。 ところで新しいポープ、意外と早く決まったようですね。つまり特に不満に思う人が少なかったという事だろうから、それはそれで良かった。七十代後半という点でも条件を満たしているという事で(縁起でも無いが)、ビバ・ポープ! それから先日嘆いていたワタシの「確定申告」だけれど、夜を徹して頑張ったお陰で、翌朝には完成した。ワタシ個人的にもビバ! その後腹ごしらえをして、コピーを取りに近所のコピー店へ出掛け、隣の某有名コーヒー店にてカフェイン補給をして、そのままポストへ投函しても良かったのだけれども、ここまで来て何か事故でもあった場合には埒が開かないと思い直して、そこから五分程歩いたところにある郵便局まで投函しに行った。全てを終えて、ワタシは言い知れぬ達成感に満たされ、心地良く帰途に着いた。 達成感というのは、何とも良いものである。これを毎日感じられると、精神衛生上非常に宜しい訳だが。
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