南盤月記
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2004年10月22日(金) 5000食カレー

ウコンを食べ過ぎて、肝硬変になって亡くなった人がいるらしい。
心配だ。自分の平日の昼飯はほぼ毎日カレーなのだ。

年間200食はいくと思う。
一時はイチローのヒットと張りあおうと思ったくらいだ。
(カレーで国民栄誉賞はもらえまいとは思うし、くれるという話になっても辞退するが)
とにかく自分はまいにちまいにちカレーを食っている。

と云って、カレーも毎日食わにゃならんほどには好きではないのだが。
まぁ、ほかに食うものがないので仕方なく食っている。
職場の食堂のメシはカレー以外、みんなどうしようもなく塩っぱいのだ。
ウドンもラーメンも炒飯もみんな塩っぱい。
定食だけは塩っぱくはないのだが、妙に量が多い。
アメリカ人の昼飯みてえだ。
仕方がないのでカレーを食う。
外に出かけたりするという選択肢はナシ。面倒だ。

この調子で行けば、あと30年生きるとして1万回は昼飯を食う計算だが、
うち5千回強はカレーということになる。
凄い。まったくのカレー人生だ。

しかもこのことを知ってるのは、自分以外は食堂のオバちゃんだけだ。
そのオバちゃんも次々と代替わりして辞めていく。
つまり自分の『カレー5000食』は誰も知らない秘密の記録ということになる。

もし肝硬変で倒れるときがきたら、病室で妻に打ち明けようと思う。

「いままで黙ってたけど、僕はきみと結婚してからずっと毎日、昼はカレーだけを食べ続けてきたんだ」

妻は…泣くだろうか?


野中

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