日記...abc

 

 

- 2006年03月03日(金)

母は、自分で運命を切りひらいてきた人。
中学生のときに自分の一生の仕事に巡りあい、
それになろうと努力し、そしてなった人。
今でもその仕事をしている人。

しかし、私には、働くことも運命を切りひらくことも
許さなかったような気がする。
就職についての具体的、抽象的なアドバイスをもらったことも
ないし、私が本当にしたかった勉強は、当時は母の反対で
させてもらえなかった。


後に、大人になってから私はその勉強をしたけれども。


しかし、母は今でも
「働きもしないで専業主婦でいい身分」
「私なんて、苦労してここまでやってきた」
と私のことを皮肉る。


その態度からは、自分への誇りと同時に自信のなさが
見え隠れする。

自分に自信を持つということは、どういうことなのか。
自分の生き方に誇りを持つということはどういうことなのか。


私は本当はこんな風に、お花を育てて暮らすのが似合っているのよ
と言いつつも『それしかしていない人たち』を馬鹿にしているところがある。

それが痛々しい。



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