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■ 「ナクバ(大惨事)」は反省の言葉だった
昨日お話ししたおかしな解説番組、
「ナクバとパレスチナ」の続きです。
ブロックにブロックされましたが、負けじと新たな
アカウントを作って、もう一度チャレンジしました。
今現在はまだ残っています。
書いたことは
「第一次中東戦争はイスラエルが始めた事ではなく
アラブ諸国がイスラエルに侵攻して始まった。
これが本当の歴史だ。」
ということです。
中東の専門家はそのことを知らないはずがないのに、
ふんわりとさせていて、そのことは言いません。
彼らが作りたいストーリーはこれです。
「ユダヤ人が先住民がいるところに勝手に帰って来て
彼らを暴力で追い出した。それで難民にさせられた。
可哀そう。イスラエルは酷い。」
それが証拠に、その番組の短い版のショート動画には
こう記されています。
「ナクバの日とは?
1948年5月15日、イスラエルの建国が宣言され、 第一次中東戦争が勃発します。 これによりパレスチナ人(パレスチナに住むアラブ系 住民)が、故郷を追われ、70万人以上が難民と なりました。 その過程では、イスラエルによるパレスチナ人への 虐殺が行われました。
ナクバとはアラビア語で「大災厄」「大惨事」を意味し 1948年の離散による悲劇を指します。
そしてこの「ナクバ」は、今もまだ終わっていません。 今年5月15日は、今から77年前に始まった パレスチナの人々の故郷喪失を嘆く日です。
どうか、日々の一瞬一瞬を大切に生きてください。」
と、こんな具合です。
しかし、ブロックされてまた書きなおして、
またもブロックされて時間がかかっているうちに、
アミールさんが新な中東ニュースを出して
くださいました。
その中にちょうどグッドタイミングで
「ナクバ」の起源について説明をしてくださいました。
それが今まで知らなかった驚くべき内容でした!!
「ナクバ(大惨事)」ということばの起源
が分かりました。
それはイスラエルを責め立てることばでは
なかったのです。
アラブ人が、自分たちの犯した過ちに対する
反省のことばとしての「ナクバ(大惨事)」
だったのです!
↓(以下、アミールさんの説明抜粋)
「ナクバ(大惨事)」という言葉の起源は、ベイルート大学DR.CONSTANTIN ZUREIQ(コンスタンティン・ズレイク)という歴史家に遡ります。1948年出版の『大惨事の意味(Maʿna an-Nakba.)』の中でこう言っています。「パレスチナにおけるアラブ人の敗北は、小さな敗北(ナクサ)ではなく、あらゆる意味での大惨事(ナクバ)です。」「アラブ7か国がパレスチナのシオニズムに宣戦布告した。7か国が分割決議を撤廃しシオニズムを打ち負かすために戦争を始めたのだ。」つまりアラブ諸国がこの土地に『侵攻』したのです。そして彼らはユダヤ人の土地を奪おうとしたが、結局失敗し、アラブ人の部分も失うことになったのです。そして彼は言いました。「戦争が始まると、我々の外交はアラブ人を眠らせるために、想像上の勝利について語り始め、容易に克服できる。」と。そして彼は戦争の結果を説明するためシオニストとアラブ人を区別してこう言いました。「シオニズムは現在を生き、未来を生きている。私たちは麻薬に溺れ、輝かしい過去を夢見ている。」「私たちは自分たちの過ち、アラブの過ちを認め、この災厄に対する責任の大きさを認識しなければならない」 これが「ナクバ」ということばの起源であり、1948年の当時すでに自分たちの過ちについてそう語っていたのに、それを現在では曲げてイスラエルを非難するためのことばとして使用しています。
こちらが元です。
→アミールさん
2025年05月16日(金)
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