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■ 髪を切る
髪を切りに行きました。
ずっと自分で適当にカットしてたので
気づいたら２年ぶりです。
母に感染させてはならないというプレッシャーに
いつも縛られていたのもありますし、
自分の体調のこともあって
なかなか出かけられなかったのです。
今は収まっていることもあり
ずっと母と顔を合わせているよりも
出かけて距離を取ったほうがお互いいいだろうと
思ったのもあります。
お安いところなので予約は無く
大分待ちそうでした。
過緊張が出て血の気が引いて来たので
やはり帰ろうかとも一瞬思いましたが、
いやいや、私はこれを克服していかないと・・・
とがんばって残りました。
そのうちに周りの状況が色々見えて来ました。
お隣のお婆さんは少し認知症があるよう。
付き添いの娘さんに同じ質問を繰り返しています。
店員さんは混んでいるので少しイライラしているのが
分かりました。
それでも、私が断って時間つぶしに外に出た時に
その人も出て来て、追い越しがてら照れっぽく
「どうもすみません。」と言ったので
きつく見えるけれど悪い人ではないなと思いました。
私は「大変ですね。」と言いました。
皆色んな事情があって色んな気持ちを持ちながら
ここにいるのが分かって来て
「Being Being」
と思っているうちに空間に馴染んできました。
結局２時間待ったため
むしろ家にいるような心持ちになったころに
呼ばれました。
当たったのは先ほどの店員さんでした。
その方は簡単にぱつんと
切っちゃいたかったようでしたが
そこはせっかく来たので、これこれにしてください。
と頼んでやってもらいました。
店員さんもそれならばと腕をまくって
やってくださいました。
梳いて梳いて、梳きまして
うん！３０代の頃に戻ったかも！
私は毛量があるのとくせ毛なので
梳かないと膨らんじゃうのです。
終わると、「床を見てごらんなさい。」
と私としてはの「美容院あるある」を言われまして
お店を出ました。
やっぱり出かけるといい。
こうして
もっと自分でやりたいことを自分でやっていく。
これがいいのかな。
2021年11月04日(木)
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