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■ お仲間
この頃ご近所で
散歩をされている高齢者が増えて来た。
この前は向こうから
父と同じ2本のポールで歩いてくるお爺さん。
全然知らない人だけど
「こんにちは!」
とご挨拶。
心の中できっとお互いに
「同じ杖ですな!がんばりましょう!」
の気持ち。
ふざけて父に
「お父さんがこの団地に
2本杖を流行らせちゃったんじゃないの?」
と聞くと
「全然違うよ。そんなことないよ!」
だって。
今日はすごく腰の曲がったお爺さんが
一本杖で前を歩いていました。
一人で大丈夫かな?
と見ると
道路幅離れて娘さんらしき人がゆっくり歩いている。
父はそれが分からなかったのか
「あのおじさん大丈夫かね?」
と大きな声で言ってしまう。
この頃思ったことをすぐに言ってしまうのだ。
聞こえちゃうトーンで。
「シーシー」
のジェスチャーで口を押える。
しばらく行って下りの階段に差し掛かかろうとして
私もあの腰で下るの大丈夫かな?
と思ったところで
娘さんが近寄って来て
柵に腰掛けさせた。
休憩か。
そこで娘さんと目が合って
これまた全然知らない人ですが
お互いに
「こんにちは。」
の会釈。
心の中では
「お互いにがんばりましょう。」
の気持ち。
2018年01月16日(火)
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