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■ どぶ子ちゃん
家のところの側溝に
隙間が開けてあるふたのがひとつある。
そこで視線を感じたのだ。
猫!!
猫が入っている!!
下から静かに私を見上げている。
仔猫ではない。
まるまるとした大人猫。
「どこから入ってきたの?
元の穴からお帰りなさいよ。」
と言ったらいなくなった。
が、夕方
またそこに同じ猫が入っていた。
出られないのかな?
どうしよう。
どこから入り込んだのかな?
ふたを開けようとしてみたけど
とてもじゃないけど
重くて開かない。
市役所に言うか?とも考えたけど
開けてもらえても
猫は引き取れないとなると
野良猫として野に帰してはくれないだろう。
「猫は頭がいいんだから自分で出るよ。」
と父。
それもそうだなとその日は寝る。
「あの子が元来たところから出られますように。」
とお祈りして。
そして数日間
うちの通りのどぶの隙間ふたを覗いて歩いて
もう猫はいなくなっているっぽかった。
で、今日
父の歩行訓練でスットクで歩くのを補佐して
いつもと違う道に行ってみようと
少し別の道を歩いてみた。
そしたら気づきました。
そこの通りの側溝にはなぜか全部ふたがない!!
そしてそこからうちの側溝へとつながっているのです。
「なーんだ。ここから出入りしているんだ。」
と分かってほっとしたのでした。
近くの道なのに全くそこは見ていませんでした。
それにしても猫は面白いことするねー。
2017年03月09日(木)
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