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■ 覆面猫ちゃんついてくる
前の犬「いそよ」がいなくなって以来、すっかり歩かなくなった通りを歩いてみた。ももよと一緒に。
そういえば、このあたりは猫界隈だった。 もうすっかり新顔さんばかり。
視線を感じると階段の向こうから、一匹の猫がももよの様子をうかがっていた。 白黒猫ちゃん。 でも「ちょび」族とは違う。 黒が多く、覆面をつけているみたいな顔。パーマンか。
「こんにちは」 「よろしくね」 声をかけて、先を行く私たち。
しかしふと振り向くと、覆面猫ちゃんは階段を下りてきて、ちょこちょこっと追いかけてくるではないか。
「あれ!」と見ると、向こうは立ち止まって 「いや、知りませんよ。」って顔。
それで、私も見ない振りして歩き出し、立ち止まって振り向くとまた、ちょこちょこっと近づいて「あ〜、知りませんよ。偶然ですよ。」って。 まるで「だるまさん転んだ」のよう。
10分ほどだったかしばらく池の周りを散歩してから、またその道を通ってみた。 「お、また来たのね」とその覆面猫は、ふたたびだるまさん転んだをしてきたのであった。
実は、何週間か前、私の野良猫「ちょび」も、ももよを見に来たことがある。 散歩をしていたら、いつのまにかそーっとももよの後ろにいた、ということがあった。
そういえば、ももよは顔は茶色だが、身体は白地に黒模様。ちょっとみると猫に見えなくもない。 もしかしたら、白黒猫は 「お?なんだアレ? 仲間かな。 ちょっくら見に行ってみよう。」と確かめに来るのかもしれない。
(カメラを持っていなかったので、もう一度後でその場所に行った。 もう覆面ちゃんはおらず、この子がいた。たぶん、あの子の兄弟だろう。)
2004年10月17日(日)
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