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2006年09月12日(火)  『この、笑顔で喜怒哀楽を表現する男!!』/「噂の男」観劇感想+シューマッハ引退  







(今日はKinKiちゃんの話はありません)



さて、日曜日。F1にとってはX Day と言われていたモンツァが終わりましたね。







ミハエル・シューマッハ引退







ですか…。



私にとってミハエルとは、世間で言われている「赤い皇帝」というイメージはあまりなくて。どちらかというと、10年ほど前に盛んに言われていた「F1サイボーグ」という方がしっくりきます。



とにかくミスが少なく、ドライビングしていても良し悪しの波が少ない。



「サイボーグ」とは、いつでも、まるで機械が運転しているみたいに正確に確実にドライビングする彼を象徴する名称だったのですが…やはり…うん、これだなあ…。





実は、フェラーリに乗るシューマッハはあまりにも「鬼に金棒」すぎて好きではなかった、ということもあるのですが、セナ亡き後、ベネトンでの青いシートに座った彼がワールドチャンピオンになった姿のことが今でも思い出されます。

私にとって、シュー=水色なんですもの。何故か今でも(汗)





それから、「勝って当たり前」を前提にフェラーリに移籍後、苦渋を舐めた数年間と、その後に続いた黄金時代。いつの間にか「皇帝」という名称がつけられており、その名に相応しい走りをしていた彼ですが…「そこにいて当たり前」な存在が今期限りとなると、滅茶苦茶寂しいものですね…。





けれど、最後の引退表明をしたシューの、どこか晴れ晴れとした清々しい表情を見た時、「これでいいんだなあ」と、妙に納得しました。





さて、残り2戦。ジャックのかわりにシューの勇姿を目に焼き付けたいと思います。







けれど、私がF1を好きになって10年。(もう充分だと言われようが)当時からいるメンバーが、クルサード一人になってしまったことが…ちょっと切ない…。









『噂の男』観劇感想





相変わらず、前置きが長いですね(汗)





というわけで、土曜日の日記で書いたとおり『噂の男』を観てきました。

パンフレットに書いてありましたけれど、そもそも出演メンバーが、堺雅人・橋本じゅん・橋本さとし・山内圭哉・八嶋智人という…この中の一人でも舞台出演の名前が挙がっていたら「見に行きたい!」となるのに、それが一緒くたになって同じ舞台に上がってるんですもの!こんな豪華な共演は見たことない!!と、あまりの楽しみさに地団太を踏み。



その上、「いい話を書く」と定評のある福島三郎さんに(実際、泣きました。私・汗)「嫌な話を書かせる」というテーマをつきつけ、あまつさえ「嫌な話」には定評があるケラさん演出するということなんですもの!





期待しない方が嘘、じゃないですか??(笑)





パンフレットを読む限り、どうやら福島さんが書いた「ほっと息をついて安心できる」部分をケラさんが次々を書き直し、嫌な展開にしていく・・・という作り方をしているというとおり、最後の最後まで全く救いのない「嫌な話で」(笑)

でも、この上の話を聞いて…ものすごく納得しました。



だって、伏線がアレなのに実際はコレだった…ってことが何箇所かあって、それが全部「本当は救いだった」ものが「嫌な流れ」だったんですもの。





それでも、俳優さんたちは面白くって滅茶苦茶嫌な人たちで最高!!





特に、「中川家」の本を元にしたという、「パンティ・キッチン」のさとしさんとじゅんさんの漫才はサイコーでした!!

間といい、テンポといい…最強。

滅茶苦茶笑いました(笑)





でも一番笑ったのは、じゅんさんのアドリブ。

これが題名なのですが、堺さんに向かってのこの台詞はあまりにもあんまり的を得ているので、手をたたいて笑ってしまいました。あと、そのアドリブのあんまりの面白さに後ろで聞いていた圭哉さんが…思わず噴出しちゃったり(笑)後ろで倒れてる智人さんが…もう爆笑してるんですもの(笑)



「本番で笑わないための、稽古でしょ!!」



そう圭哉さんをたしなめるじゅんさんに、



「あの人…ホンマにおもろい」



としみじみと言う圭哉さんも!!







しかし、大阪が舞台とあって、堺さん以外全員関西弁で話しているというのも新鮮でした。…まあ、堺さん以外全員関西出身ですが(笑)

圭哉さんはともかく(笑)特に八嶋さんやさとしさんの関西弁は貴重ですもの!!(笑)








あと、今年は稀にみる座席運が良くて。今回も前列の非常に見やす席での鑑賞だったためか、細かいところも良く見えて非常にお得感満載。



ちゃんとハムスターが本物で(しかも、ちゃんとリボンもくくりつけられてた)

「ほら〜、飛びたて!」

というアキラの手からぜんぜん移動しようとしない愛らしさに爆笑しちゃいました(笑)













それにしても、私が演劇にはまって何度も思うことなのですが





「好みな話しじゃないのに、滅茶苦茶面白かった」





というものがあまりにも多すぎて、ビックリしてしまいます。

でも、だからこそやめられないんですよねえ…。演劇舞台って。









ちょっとネタばれしてますが…それにしても、福島さん。

「死にかけの人だけが霊を見る」

というのは持論か何かなのでしょうか??



何年か前、彼が主催する“泪目銀座”の「LOVER SOUL」を観たときも話は全然違うものの、そこだけは同じだったので、ちょっとびっくりしてしまいました。









最後にパンフレット。



「人間の悪意」という題名で、精神科医で、「グータン」でも有名だった名越康文さんがコラムを書いていたのですが、これが非常に興味深かったです。





悪意とは、人間の業である。





奇しくも、その時に読んでいた児童文学(明日あたりプチ感想をかきます)と同じ題材だったので、あまりの偶然にびっくりしたのですが、面白かった。



それにしても雨月物語…なんてディープな話もあるんだ…と、大汗をかいてしまいました(笑)








あ、そういえば堺さん演じる鈴木と、圭哉さん演じるボンちゃんは出来てた…(笑)

本当に、この二人(一人は売れるためですけれど)はゲイの役が多いですね(笑)…美形同士だからいいけど(え?)







あとは、新感線つながりなのか、粟根さんがパンフに漫画を書いていたり…(笑)演劇人の似顔絵を本にされている通り、全員特徴を掴んで、非常に似てたんですけれど、元々は戦隊モノネタから…ドリフというオチに…なんで?と思いましたが(笑)



轟天



が出てきたので、それだけで満足してしまいました(笑)







それにしても、何もかもが濃かったです。



また、このメンバーで何かやってくれないかなあ・・・(笑)



My追加

ここは 「ふわふわ。り」様の素材を使用させて頂いています。



「つんづつっづ占い」はじめました。
KinKiの二人と彼等が演じたドラマキャラの占いです。 ネタ・シャレ・気分転換にでもどうぞ