「話を聞いて。」と言う。 わかってる、話す相手が俺しかいないことは。 「相談にのって。」とも言う。
でもこんなのは相談じゃない。 少しでも俺が相手の答えてほしいことと違うことを言おうものなら大変なことになる。 地雷を踏むのが嫌だから黙っていると返答を促される。 こういう時に恐怖を感じる。
相手が言ってほしいことがなんとなくわかる場合もある。 でもそれは違うなって思ってしまう。 どうでもいい相手なら口先だけであわせることもできる。 でもどうでもいい相手でない場合は、そしてそれが相手にとって重要なことであればあるほど、口先だけのことは言えない。
だんだんお腹が痛くなってくる。 夕べはお腹がズキンと痛み始めた。 幸いすぐおさまったけど・・・
この程度のことでお腹が痛くなるのは俺の弱さだ。 なんて情けないのだろうと思う。 社会に出た時生きていけるのだろうかとも思う。 でも自分でもどうしようもないんだ。
ある人は俺に言う。 「今が大切な時だから辛抱するしかないよ。」と。 「本当にそう思っているわけじゃないんだよ。わかるだろう。」と。 「せめて一週間に一日でもいいからこの家から離れろ。そうすればまた頑張れる。ゆっくり休むことも必要なんだよ。」と。
確かにそうかもしれない。 でも相手は俺にそれを望んでいない。 出ることになったらまたいろいろ騒動が起こる。 あえてそれでも家を出たとして俺は他の人の家でお世話になってゆっくりできるのだろうか? 俺はそういうの苦手なんだ。 できることなら誰にも会わなくてすむようなところでゆっくり眠ってみたい。
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