思いつくままに
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2005年09月07日(水) 俺に会うのが生きがい


親戚に俺に会うのが生きがいという不思議なおばあさんがいるんだ。
ホント不思議。

御家族の方から電話がかかってきて
「Jun君、ごめんね。○○おばあちゃんがリハビリに行きたくないって駄々をこねているの。もうJun君しかいないから説得して。」
って。

「どうして行きたくないの?身体の調子が悪いの?」
「少しだけ。」
「無理はしないほうがいいよね。でもリハビリも大切だからとりあえず行くだけ行ってみるのは?調子悪かったらマッサージだけしてもらってもいいんじゃない?」
「いや、行く以上は頑張ってくるから。」
なんか子供みたいなんだよね。

であとでご家族から「ありがとう!Jun君の言うことだけは聞くから。迷惑かけてごめんね。」ってお礼の電話をいただく。

この前も「またリハビリ嫌がっているの。説得して。」と。

「どうしたの?リハビリ行きたくないの?」
「嫌なことを言われたから絶対行かない。」
「嫌なことって何を言われたの?」
「言いたくない。」
「そうか。あんまり気にしないほうがいいよ。」
「・・・・・・」
「リハビリ行って見たら?行ってみてしたくなかったらしないで帰ってきてもいいんじゃない?外に出たほうが気も晴れるよ。」

今回はだめかなあって思ったんだけど。
結局ご機嫌でリハビリしてくれたみたい。

そのおばあさんは俺が時々会いに行くととても喜んでくれるみたい。
朝から何回も「何時頃来るって言っていた?遅いわねぇ。」って待ってくれているらしい。
呼び鈴を鳴らすと不自由な足で必ず門まで迎えに来てくれるし帰りはバス停まで送ってくれる。
こちらは逆にちゃんと家に帰れるのかなぁって不安になるんだけどね。
一緒にいてもたいして話をするわけでもないんだ。
俺のどこがいいのかなぁ?

俺のことをとても心配してくれているらしい。
この前「大変ねぇ。辛いよねぇ。」って2人きりの時に言ってくれた。
短い言葉だけど心に響いたよ。
「そんなでもないよ。たいしたことないから。」って言ったら少し安心してくれたみたい。
ご家族の方にも「あの子がかわいそうだ。あの子の身体が心配だ。」っていつも言っているらしい。
俺は大丈夫なのにね。
少なくともこのおばあさんよりはずっと元気だ。
心配かけないようにしないとね。

最近いろいろあって会いにいけないんだ。
しょんぼりしているって御家族の人に言われるんだけどね。
また時間みつけて会いにいかないと。
こんな俺のことそんなふうに思ってくれる人がいるって嬉しいことだなぁって思う。
一見俺がその人を支えているように見えて実は俺が支えてもらっている気がするんだ。
こんな俺でも生きていた方がいいのかなぁとか思えるからね。
「もう何もかもが嫌だ。」って思った時に「でも頑張らなきゃな。」って思えるからね。

【同盟《日記×日記》】ままにょにょ窟Lv10,000をまだ目指すしあわせ日記