難病の友達がいます。 いますぐどうこうということはないけど今の医学では治らない病気。 少しずつだけど確実に悪くなっていく病気。 彼とは彼が発病してから親しくなりました。 それまではほとんど話をしたこともなかったんだ。 相手がどういうわけか俺にだけ心を開いて話をしてくれたから・・・ だから親しくなれました。 彼は俺が心を開けば俺の話も聞いてくれると思う。 でも俺はそういうことがどうしてもできない人間です。
週末にひさしぶりに会ってきます。 今の俺は人に会いたくないという思いが強いけどこの誘いは断れなかったし断ってはいけない気がする。 今は調子がいいみたいだけどいつ調子が悪くなるかわからない。 後で後悔したくないからね。
会っても俺にできることは彼の話を聞くことだけです。 だから一生懸命聞いてこようと思います。 最後まで笑顔で話を聞けるように頑張るよ。
明るいんだ。 とても前向きで「こうなったのは受け入れるしかないから。無理はしないででも今できることを挑戦していきたいと思う。」なんてね。 こう思えるようになるまでには人には言えないような心の葛藤があったと思うんだ。 で多分今もあるんだろうなぁ。
彼の明るさが痛々しい気がする。 明るさの裏にどうしようもない不安や悲しみや苦しさが隠されているのが透けて見えるような気がするから。 病気になる前の彼がどんな人だったか俺はよく知りません。 でも今の彼はとても優しいし相手の気持ちにとても敏感です。 俺の気持ちなんてすぐ見透かされそうで怖いぐらいです。
会う度に人間的に立派になっていく彼を見るのがなんか辛いなぁって思います。
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心のこもったメールやコメントありがとうございます いろんなアドバイスもありがとうございます。 返事が中途半端でごめんなさい。 いろいろ深く考えようとすると少し感情が揺れてしまって言葉が浮かんでこなくなって文字が打てなくなってしまう。 こんなことは始めてです。 本当にすみません・・・
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