ある人にメールで聞かれたことがある。 その男性は死にたくって死にたくって仕方がなくて。 俺にさ「今は幸せですか?」ってね。 「これを乗り越えられたらまた幸せって思える日が来るのかなぁ。」って。
返答に困ったよ。 俺は今十分幸せと思わなければ罰が当たるような幸せな状態だけどね。 だって家族は一応元気だし(うん、いろいろあるけど一応ね)お金にも困ってないし(ご飯とかちゃんと食べられるからね)勉強できる環境にあるし。 不満なんて何もないよ。 でも「幸せだなぁ。」って思っているわけじゃないんだ。 どうしてかわかんないけどね。
でもさ、4年前に死ななくてよかったと思ったことは何度もある。 まず家族。 俺が死んだら親は少なくとも大打撃を受けると思う。 いくつになってもどんなに大きくなっても親にとっては子供なんだよ。 だから俺が死んだら身体の水分が空っぽになるぐらい泣くと思う。 積極的に死んだりはしないと思うけど確実に寿命は縮まるだろうなぁ。 そういう親不孝をしなくてよかったって思う。
あとはさ。 まぁある人が(男の人なんだけどね)俺のことぎゅっと抱きしめて「死ななくてよかった。」って言ってくれた。 何も話していないんだけど敏感な人だから何か察したんだと思う。 まぁこの話はちょっと恥ずかしいのでこれでオシマイ。
今もしかして死にたいとか思っている人がいたとして。 はやまらないでほしい。 きっとあなたのまわりにもあなたに何かあったらとても悲しむ人がいると思うから。 「そんな人いない。」って思うかもしれない。 でもいるんだよ、そういう人が。 気がつかないだけ。
何の取り柄もなくて生きている意味も見出せない俺だけどそれでも死ななくてよかったって今は思えるよ。 あなたもきっとそう思える時はくるから。 だからはやまらないでほしい。
今の俺はね。 毎日与えられたつまらないことをコツコツこなすことで精神のバランスを保っていると思う。 朝起きた時「今日はこれをやるぞ。」って決めるんだ。 それをきちんとこなして1日を終えること。 それが今の俺の心の支え。 やることはくだらないこと。 でもそういうつまらないけどやらなければいけないことをきちんとこなせる体力と気力がある毎日をありがたいと思う。
もうこの日記を読んでくれている人、あるいは俺が日記を読んでいる人には死んで欲しくない。 何人かいるんだよなぁ、心配な人が。 俺は心配するぐらいしかできない。 何もできないけど俺でよかったら話ぐらい聞くから。 元気になれるような言葉とかは持ち合わせてないけど話ぐらいは聞けるから。 いつでも聞くから命は粗末にしないでほしい。 とりかえしのつかないことだけは思いとどまってほしい。
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