今日は、父の11年の命日。月日が経つのがホントに早い。 もう11年経ってしまったんだ。 今は悲しい気分とか、落ち込んだりするなんてことはないのだけれど、 だんだん寒くなりこの日が近づいてくると、なんとなくいろいろな感情が わいてきてしまう。 で、そんな時に同時に思い出す言葉がある。 「常懐悲観、心遂醒悟」(常に悲感をいだき、心遂に醒悟(しょうご)す) ’心に悲しみを抱いていると、その悲しみに心が洗われて、いつか 本当の自分に気づく(悟りに至る)ことができるよ。’ 父の墓のある、新潟の黒川村にある長谷寺の住職様は、お経をあげに きてくださるときには、必ず心のこもったあたたかいお話をして くださるのだけど、そのうちのどこかで話してくださったことだ。 忘れっぽい私だけど、この言葉だけは忘れられない。
普段目に見えるものばかり気にしながら過ごしがちだけど、 この時期になるとふっと’大事なことを考えろよ〜’って 思い出させてくれるから、毎年この日は、父ちゃんありがとう・・の 日なんだよね。
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