Amitie Diary

2004年12月07日(火) 12月7日は

今日は、父の11年の命日。月日が経つのがホントに早い。
もう11年経ってしまったんだ。
今は悲しい気分とか、落ち込んだりするなんてことはないのだけれど、
だんだん寒くなりこの日が近づいてくると、なんとなくいろいろな感情が
わいてきてしまう。
で、そんな時に同時に思い出す言葉がある。
「常懐悲観、心遂醒悟」(常に悲感をいだき、心遂に醒悟(しょうご)す)
’心に悲しみを抱いていると、その悲しみに心が洗われて、いつか
本当の自分に気づく(悟りに至る)ことができるよ。’
父の墓のある、新潟の黒川村にある長谷寺の住職様は、お経をあげに
きてくださるときには、必ず心のこもったあたたかいお話をして
くださるのだけど、そのうちのどこかで話してくださったことだ。
忘れっぽい私だけど、この言葉だけは忘れられない。

普段目に見えるものばかり気にしながら過ごしがちだけど、
この時期になるとふっと’大事なことを考えろよ〜’って
思い出させてくれるから、毎年この日は、父ちゃんありがとう・・の
日なんだよね。


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